いろいろなミニチュア素材
※制作中の『はじめようミニチュアゲーム2017』の本文の途中経過をちょっとずつ公開しています。
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写真は左からプラスチック、PVC、ホワイトメタル製のミニチュア。
ミニチュアゲームに登場するミニチュアは様々な材質で作られています。
1)ホワイトメタル
もっとも伝統的なのがホワイトメタルと呼ばれる柔らかい合金で何百年も前から「鉛の兵隊」などの通称で親しまれてきました。
鉛を含んだ合金であることから現在では主流は鉛を含まないピュータ製なども増えています。
その重量感は魅力であり、欠点でもあります。
塗装しなくてもその表面の質感だけで美術品的な美しさがあるのもメタル製ミニチュアの大きな魅力です。
2)プラスチック
次にプラスチック。いわゆるプラモデルの材質です。これはミニチュアが大量生産されるに従って、大きなメーカーなどで採用されるようになってきました。
型の都合から、ほとんどは組み立てが必要になっていますが、加工のしやすさ、軽さ、丈夫さなど魅力の多い素材です。
3)レジン
さらにレジン。ホワイトメタル同様、ガレージメーカーでも生産できる手軽さとプラスチックに近い軽さ、加工しやすさが魅力で、中小のメーカーでレジンを採用しているところはかなり多いです。弱点は気泡が混入しやすいところ、破損しやすいところです。
4)レジン
次にPVCや塩化ビニール系の軟質素材。ガチャポンのフィギュアなどでおなじみの素材ですが、加工や塗装に難があり、最近までは塗装済みミニチュア中心に採用されてきました。現在では塗料などの進歩で塗装可能になって、未塗装のミニチュアも登場しています。
これら4種の素材で作られたミニチュアは、それぞれ取扱いに若干の差はありますが、基本的な工作方、塗装方は同じです。
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