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いつも、さくら猫のチャやファミばかり記事にしているが、我が家の長男福助を登場させておこう。福助は文字通り拾った猫で、生後10日くらいだった、食事のことをネットで調べていたらそれくらいの赤ちゃん猫だった。 福助は福を呼ぶ。そう思って毎朝出勤前に頭を撫でる。とは言え、撫でたところで仕事のトラブルや苦情など「不幸」は例外なくやってくるんで、効果はない。平凡な日常そのままだ。 明日も仕事でちょっと正念場なんだよ、福助。明日はハグして出勤するか。
チャとファミは雨が苦手。 挨拶程度で顔出しして、そそくさと寝床に戻るチャ。ファミはもう、完全に止むまで現れない。もし現れるなら、それは無茶苦茶ハングリーな時だ。クロはそれほどでもない。今日みたいな日はクロの独断場。 やっぱりクロ、自分に対する警戒心が少し溶けたようだ。気長に、粘り強く。
昨日から黒が柵を潜ってこっちに来るようになった。こちらが近づけば戸惑いながら逃げる。猫なのに山嵐のジレンマに陥っている。それが最近嬉しくて仕方がない。 近くからじっくり観察する。ちょっと薄汚れた毛並がみすぼらしく見えた。それでもしっかり生きている。生き延びてる。何か涙が出そうになる。 4月なのに真夏日。湿度は低いから過ごしやすいだろうけど、寒暖の差が激しいから体調が気になる。鼻水垂らして、クシュクシュしながら、チャにエサを横取りされながら、文句言わずに生きている。クロの生
