ほのめかし野郎が嫌いな理由

私がほのめかし野郎がなぜ嫌いなのかを述べます。

ここでいうほのめかし野郎の定義として
「当事者から非公開情報を積極的に収集し、ある言論空間で自分が事情通である
ことをひけらかし・ほのめかして、結局、その内容について明確な根拠・理由を出さない人」のことを指します。

私の考える問題点は①〜③の3つ。

①当事者から非公開情報を教えてもらった人は中立たりえない

第一に、当事者からの情報の伝え方で心証は大きく左右されてしまいます。
たとえば、当事者が自分から誘惑したことを隠蔽して、誘惑にのった相手の恥ず
かしい返答だけを伝えたとしたら?

第二に、当事者でしか知り得ない非公開情報を聞いた瞬間に当事者に「借り」をつくる
ことになります。
受け手側も、その情報をもたらしてくれたことそのものに対して、ありがとうだけではなく、何かお礼をしたいと考えるのが人情です。
(完全な恩知らず野郎は違いますがこれはこれで人としてアレですw)

②ほのめかすことで、他の人の考察・検証を妨害する

ほのめかされた情報は、他の人にとっては不確定情報ですが、当事者から聞いた
というのであれば、検証すべき仮説の1つとなってしまいます。
その情報によって、多かれ少なかれ、各人のリソースが考察・検証に当てられることになりますが、結局明確な根拠・理由が公開されないため、仮説の検証はだいたい徒労に終わり、そのために当てたリソースは全て無駄となります。

つまり、ほのめかしは妨害行為なのです。

③当事者のリソースを浪費するor当事者の思惑に毒される人が増える

ほのめかし野郎が教えてもらった情報であれば、自分でも当事者に聞けば教えてもらえると思ってしまいます。
一方、ほのめかしは、②の過程でさらなる謎を呼びます。
謎が増えることで、当事者へ情報収集したいと思う人がふくれあがり、
上記の理由で、当事者に確認しにいく人もふくれあがります。
みんながみんな、ほのめかし野郎のように当事者に確認しにいったらどうなるで
しょうか?
当事者が善人である場合、対応で当事者は疲弊していきます。これは当事者にとっては本当に迷惑です。
当事者が悪意ある非公開情報を出していた場合、その歪曲された非公開情報に毒される人が増えてしまいます。

このように、ほのめかし野郎のせいで当事者または周りの人に迷惑がかかるのです。

最後にほのめかし野郎にいいたいのは、

ほのめかしするなら最後まで責任を持て。責任を持てないならはじめからほのめかしするな。

ということです。

私は、このような理由で、ほのめかし野郎を心から軽蔑します。

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