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2021年G1反省会場

お疲れ様です!2021年のボクのG1の印を振り返って、どういうクセがあるか、どうしていくべきか等、反省して来年の競馬に役立てようという試みです。

春G1反省会

フェブラリーステークス

結果
△→☆→○
◎レッドルゼル4着。距離不安のある馬が外枠を引いたのに強行したこと、どう考えても強いカフェファラオを軽視したこと等、問題の片鱗が見えている。ただ、エアスピネルからワイドを流して馬券をとっていたことはGOOD。

高松宮記念

結果
無→▲→△
重馬場想定で、重馬場が苦手そうなダノンスマッシュをばっさり切ったら見事に頭に来た。そもそもロードカナロアで母父ハードスパンなんだからこなせるはず。むしろ、条件が合うからと実力ガン無視でライトオンキューとラウダシオンを高く評価したの、ほんとよくなかったな……。これもまた反省案件。

大阪杯

無印→☆→◎
これが一番悔いの残るレースだった。
最終的な買い目が、モズベッロ→コントレイル・サリオス・グランアレグリアの三連単マルチで、レイパパレをケチらなければ十万馬券だった。道悪で前につける馬を軽視してはいけない。実力が足りてなさそうでも買い目には入れなければいけない。(実際、レイパパレは今現在かなり馬脚を現した感がある/負け惜しみだ)。

桜花賞

▲→◎→△
これはまあ綺麗に決まった。
阪神JF組を重視し、ノーザンファーム生産馬、良血馬をしっかりと抑え、かつ過剰人気のアカイトリノムスメを切ったのが偉い(ズブそうで1600はキツそうだなと思っていた/じゃあ中長距離で買えよ)。この頃はまだ、ファインルージュをただの操縦性の良い馬くらいにしか思ってなかったなあ。

皐月賞

無印→無印→△△
最悪である。思い出すだに恥ずかしい。
まず、ボクは弥生賞をタイトルホルダー本命で三連単を当てており、タイトルホルダーに負けたダノンザキッドを本命にしているのにタイトルホルダーをナメていた。そもそも、ダノンザキッドはそこまで中山向いてないとも思っていた……。たぶんまず、一番人気は買いたくないという前提があり、その上でダノンザキッドを買いたいと、何も考えていない状況で無策を積み重ねた……のだと思う。最悪。ちゃんと考えていきたい。ほんとうに。

天皇賞(春)

○→▲→◎
これは上位と下位の力差がはっきりしていたので簡単でしたが……それをしっかり当てられるのが我ながら偉かったなと。あと、三頭のうち一番の人気薄を本命に据えられたのも良い。カレンに長距離のイメージ薄かったから、アリストテレスと比べて軽視した向きも多かったでしょう。そこですよ……。

NHKマイルカップ

△→▲→◎
この頃はまだシュネルマイスターの強さに確定出てなかったから軽視しちゃったのはしかたない。(あと、やっぱ本命馬を連下△評価するの好きだね……)1400からの参戦で追走できそうと思ったグレナ本命も、ソングラインを桜花賞に続いて高めに評価してるのも良い。おおむね良い予想でした。資金配分がなあ。

ヴィクトリアマイル

◎→無印→○
最悪の外し方。グランアレグリアの頭は固いと思っていて、マジックキャッスルとの馬連をしこたま買っていた。ワイドを買うべきかとも思ったが、3倍くらいしかつかないのでケチってやめてしまった。こういう(頭固定でいい、でもワイドは買いたくない)場合は、◎→全頭→○でワイドがわりのリスクヘッジというのもありだよなと学びがあったのだった。

オークス

無印→無印→無印
競馬やめれば?
とにかくわからなかった。ピックアップした馬にも統一感がないから、本当に混乱していたことがうかがえる。今までのレースから2400の適性を見抜けったってな。素直に2200を勝ったハギノピリナをあげられれば良かったね。
こういうダサい予想をしてはいけない。強く思うのだった。

日本ダービー

△→◎→△
エフフォーリア頭の馬券をしこたま買ったのでガミってしまった。旨味に目が眩んでグラティアス、馬場が軽いのにヴィクティファルスを選んだりしていてナンだが、押さえるべきところは押さえているので、まあ。って感じ。悪くない。

安田記念

☆→◎→無印
インディチャンプ〜3歳に負けないでくれよォ〜でも、シュネルマイスターは強いし、外枠だから揉まれる可能性も少なくて買い要素は多かった。
ダノンキングリー、ワンチャン激走あるかとも思いましたが頭までとは読めず。
グランアレグリアも、ヴィクトリアマイル→安田記念のローテが過酷だということに目を瞑ってしまった。と、いろいろチグハグだった。ビシッと説得力のある、文学ちっくな予想がしたいものです。

宝塚記念

◎→無印→無印
昨年の宝塚のように、(レイパパレとユニコーンライオンが競って)ハイペースになって後ろの馬が台頭すると読んだが、実際はレイパパレとユニコーンライオンが仲良く譲り合ってスイスイと最後まで残ってしまった。こうなる展開を考慮しきれてなかったのは難だけど(例年宝塚は前のこり傾向/昨年の残像が強すぎた)、予想に筋が通っていて良い。こういう予想をすべき。
でもまあ、クロジェネ単勝で良かったよなァ〜。

秋G1反省会

スプリンターズステークス

△→△→○
ううーん。ダノンスマッシュ、消去法で選んでしまった本命だったので、飛ぶとやっぱりショックだ。シヴァージがこの枠なら腹括ってインついてくると思って、今回に限りかなり買えると思っていたので、こっちを本命にすれば良かった。個人的に「消去法で選んだ本命」と「自分はそこまで強いと思わないが、オッズと実績で選んだ本命」だと、前者の方が断然トブイメージがある。

凱旋門賞

☆→△→◎
シンプルに買った。凱旋門賞ではドイツ馬は買いだし、あとは日本と海外のオッズの歪みを考慮にいれた。多分スプリンターズステークスの五分の一も考えてないけど、万馬券取れちゃうんだから、ありがたいやら切ないやら。

秋華賞

△→○→無印
これも本命決め打ちからの自爆。まるで成長していない……。札幌記念で2000保ってしまったから目が曇ってしまったが、坂なしコースと急坂コースでは。同じ2000といえども全然別物と頭ではわかっていたが……対抗の繰り上げは出来ず(ファインルージュしっかり2着に来ているのにな)。アンドヴァラナウト、福永継続騎乗しているのに軽視したのもださいなあ。

菊花賞

▲→△→△
ステラヴェローチェを、極悪馬場の神戸新聞杯で全力を出したからと軽視しておいて、レッドジェネシスを本命にするって本当に意味わからねえ。馬券買ってレース直前の出馬表をテレビ越しに見て「追い込み馬が多すぎる……(先行有利すぎる)」と気づいたのも最悪。(ボクの)コンディション次第でタイトルホルダーをヨユーで本命に出来ていただろうと思うと悔しいことこの上ない。抑えておくべき勘所をしっかり把握していないからこういう悲劇が起こる。

天皇賞(秋)

◎→○→▲
完璧。ただ、こういう時に限ってビビって三連単買ってないのでハネなかった。このとき、エフフォーリアはスタミナ馬だと見抜いていたのに(人気三頭をスタミナ順に並べただけ)、有馬記念で軽視したの、本当に自分がわからん。脳のバグだよ、おれの。

エリザベス女王杯

☆→無印→無印
ランブリングアレー、いかにも穴党が好んで、いかにも来ない馬なのに消去法で本命にしてしまった。このレースで、内目の馬場が完全に死んでいることに気づけたのが収穫だった。たまにある、次走以降に生かすための勉強代を払うレース。(一応アカイイトの単勝を100円もってたけどね)

マイルCS

△→▲→◎
ダノンザキッドの複勝で勝負をかけていたのでこの着順でOK。3倍おいしいです。ツイートに書いてあるとおり、エリザベス女王杯にアカイイトが勝った時点で、ある程度「重い」血統じゃないとキツかろうなと思ってスンナリダノンザキッドを本命に出来たのが良かった。スッキリしていて美学も感じる良い予想。

ジャパンカップ

予想ツイートはないが◎→▲→○だったと思われる。
(ブルーム四番手評価)
オッズとの兼ね合いもあり、シンプルに素直に買えたのが良かった。変にひねらないことが大事だとやはり思わされる。好位につけられる上がりの速い馬探し。

チャンピオンズカップ

○→▲→△
勘所はかなり押さえている。中京1800は、内目で前につけられないと勝機が無く、それが出来るスタミナ馬(1800以上での勝利があるとヨシ)で勝ち目がありそうなのをピックアップする作業である。三頭のうち一頭だけ入着しないオーヴェルニュを選んでしまったのはナンだが、理屈は通っているのでヨシ。3連複が万馬券に化けてありがたし。

阪神JF

無印→○→無印
決め打ち!ナムラクレアのことをかなり買っていて、ハイペースの差し展開になればワンチャンと思ったのですが、枠が難しかったか。1200〜1400がベストなので、内枠の利を活かせたら……(たられば)。対抗馬のラブリイユアライズに上手くそれをやられた印象。決め打ちするとデメリットが耳を素通りするようになるから、最後までクレバーでいたいものです。(ただ、ナミュール、あの出遅れをし、内の重馬場を通ってあのタイムなのでかなり強いはず→おれの見る目は間違ってなかった)

香港G1

ヴァーズ
◎→・→○
スプリント
◎→・→・
マイル
◎→・→・
カップ
◎→○→無
この日、全レースを当てて10万以上儲けた……。
ヴァーズはグローリーヴェイズ以下がダンゴなところを巧いジョッキーで斤量も手頃なエベイラを高く評価したのがハマった。
スプリントはどうせごちゃつくので内で立ち回れる穴馬を選んだら、最悪な形で馬群がゴチャついて本当にごっつぁんしてしまった。後味は悪かった……。
マイルは最強のゴールデンシックスティを頭に、内目をざらっと流したら当たった。福永が乗れなかったインディチャンプを切ったのは情がないと我ながら思った。
カップ、これは完璧だった。当然強いラヴズと、有馬記念に出てほしいと思っていたくらい中山適性の高いヒシイグアスで完璧(シャティンは中山適性が高いと好走する傾向がある)。そして日本のオッズと現地のオッズに歪みがあったロシアンエンペラーも入れて三連単200円分的中。押さえるべきところを押さえた良い予想だったと思います。

朝日杯FS

△→◎→無印
普段の手癖ならジオグリフを本命にしそうなところだけど、理性でセリフォスを本命にした。ジオグリフ、戦ってきた相手が疑問符、条件合いすぎの札幌勝ち馬、ドレフォン産駒の阪神コースの成績が悪すぎる問題等、かなり買えない。翻ってセリフォスは、中内田厩舎で仕上がりの早いダイワメジャー。悩む必要なんかないんだけど、一番人気を本命にするのに抵抗があったんですねえ。

有馬記念

△→無印→◎
これ、ギャルゲで一度EDを迎えたり死んだりしないと選択肢が解禁されないみたいに、クロノジェネシスを選ぶ以外の選択肢が出てこなかったんだよねえ。なのでこれは、外すしかなかったレースといえます。理性があれば、クロジェネとエフフォーリアのワイドで行けたかもしれないけど、詮なきこと。

ホープフルステークス

◎→無印→無印
もともとコマンドラインを強いとは思っていなかったこと、アスクワイルドモアの血が濃すぎること等、このへんは突っ込めないなと思ってキラーアビリティ。ノーザンファームしがらきの場長が絶賛していたので、馬券内はあると思っていましたが……。相手選びをミスった。ミスりまくった。一発で有馬の負債を完済できる馬ばかりを選んでしまった。(まあ、小頭数で勝ち上がってきた2着のジャスティンパレスは評価できなかったでしょうが)競馬はこっちの都合に結果を合わせてくれない。当たり前のことですが、忘れがちですよね。

予想印精度反省会

◎(本命印)

勝率 33%(9/28)
連対率 47%(13/28)
複勝率 68%(19/28)
まあまあ成績が良くて良かった。競馬は25%的中すれば御の字といわれているので、この本命馬の勝率は合格点でしょう。(完全に香港に助けられたけど)3連複メインで買ってて、ビビってフォーメーションで3頭→3頭→流しみたいなことをやるんですが、この成績なら、◎→3、4頭→流しのみでも悪くなさそう。つか、前者のフォーメーションは、○と▲の成績が良い前提だからな。以下を確認して、この組み方が妥当か自体を掘り下げたい。

○(対抗印)

勝率 8%(2/26)
連対率 24%(6/26)
複勝率 43%(11/26)
は、恥ずかしい。上手ぶって、穴っぽい馬をピックアップすることが多いからか、安定しない成績となっている気がする。ただ、3連複メインで考えると、その志向なら適度な複勝率なんだよなあ。

▲(単穴印)

勝率 8%(2/25)
連対率 32%(8/25)
複勝率 36%(9/25)
ほぼほぼ対抗印と同じくらいの成績。連対率高めなのは、結構評価を下げきれなかった一番人気を単穴評価にしているからかな。(自分の傾向として、◎→本命、○→穴っぽい有力馬、▲軽視しきれなかった一番人気馬みたいになることが多い)で、実際まあまあ来ていると。ただ、対抗印もだけど、勝ちきりが少ないのが気になる。

△(連下印)

勝率 11%(8/78)
連対率 15%(11/78)
複勝率 22%(17/78)便宜的に「いっぱい」は5頭と処理する。
やはり問題は、こんなにばら撒いているのに勝率が良いこと。(連下から8頭はマズイって)なんか上手ぶってね、一番人気を連下に入れてお茶を濁す傾向があるんでしょうね。でも、こういう買い方だと、馬連なんかは当たらないし、3連複の的中率も下がるし、回収率も悪くなるしで良いことないんですよね。ここ、ちょっと2022年反省していかなきゃいけないところですよね。とりわけ無観客のG1なんて、実力通りに決まることが多いわけですから……。

☆(特注印)

勝率 12%(3/25)
連対率 20%(5/25)
複勝率 20%(5/25)
優秀な印だ……。この印は、何か一つ武器がある馬、展開有利な馬、人気薄だけど消しデータに妙に引っ掛からなかった馬、調教が良かった馬を適当にぶち込んでいるだけですが、その捻らなさが結果につながっている気がします。ボクの予想に興味ない人は、☆印だけでも見ておくと面白いかもしれませんね。
☆勝ち馬 ダノンキングリー 47.6倍
     トルカータータッソ 115倍
     アカイイト 64.7倍
☆の単勝1万円だけ買ってればええんと違うか?

まとめ

実力はあって人気してる馬を嫌って連下にとりあえず置いておく悪癖をやめて対抗にでも入れるべき。そして低いオッズの買い目は厚めに買うといったことを覚えるべき。展開、武器、馬場をしっかり考慮に入れて、その際にその馬の元々の実力を忘れないこと。

来年はその辺に気をつけてやっていきたいですね!
長々とお騒がせしました。それではまた金杯(1月5日)で!!

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