2021年のAnalog Africa

La Locura de Machuca (1975-1980)

'70年代のコロンビアのカルト・レーベル「Discos Machuca」に残された、アフロ・サイケデリック・ミュージックにフォーカスしたコンピレーション。コロンビアのクンビアやアフロのリズムに、チープ&ファンキーなオルガンやギターによる独特のストレンジ・サイケデリック・ロックは強烈の一言。

Cameroon Garage Funk

'70年代にカメルーンの首都ヤウンデで録音されたサイケデリック・ファンク集。当時のJames Brown影響下のファンク・ミュージックにアフロのリズムが交わったアンダーグラウンド・ファンク・ミュージックの記録。コズミックなイントロから始まる高速アフロ・ファンクのM1「Africa Iyo」、ジャジーなテイストも少し匂わせるスロウ・サイケデリック・ナンバー、M6「Odylife」など収録。

Edo Funk Explosion, vol.1

ナイジェリア南部に位置するエド州で誕生したハイライフ・ミュージック「Edo Funk」の音源集。シーンの中心人物であったSir Victor Uwaifoによるファニー&強烈なシンセ使いが特徴のM9「Aibalegbe」M11「Obviemama」や癖のあるギター・エフェクトによる脱臼ファンク・トゥ・レゲエのようなM5「Sakpaide No.2」など一筋縄ではいかない楽曲が並ぶ。Fela Kutiとはまた違うナイジェリア音楽シーンの歴史のひとつ。

Essiebons Special 1973 - 1984 (Ghana Music Power House)

Ebo Taylorのリリースも手掛けていたガーナのレーベル「Essiebons」のコンピ。ハイライフ、アフロ・ファンクの名門レーベルだけあってハイクオリティな(なおかつレアな未発もあり)楽曲が並ぶ。サイケデリック・オルガン・アフロ・ファンクな趣のM2「Dee Mmaa Pe」M12「Egy Tu Gbe」、独特のシンセ・アフロ・ファンクM10「Say the Truth」辺りが珠玉。

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