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2021年のITトレンド

新年になりましたので、21年にくるIT技術による社会の変化を考えたいと思います。

社会を大きく変えるのは、「技術」と「国の施策」が大きく関わってくると思っています。4Gの普及に伴って、大容量のダウンロードが高速でできるようになり、Youtubeを始めとする動画配信のサービスが延びていきました。
動画の時代を築き上げたのも4Gという技術が出てきた事が大きく関わっています。インドや中国は、国の施策によって、IT大国へと上り詰めていきました。

ITトレンドから考えると、21年に社会がどう変わっていくかが見えてきます。結論から先に言ってしまうと、21年には変化の大きな波は来ずに、
今後、数年後に来る大きな変化の序章の年になると思います。

21年に来る技術「5G」と国の施策「デジタル庁」の設立。

5Gですが、各キャリアからは20年3月頃から段階的にスタートされました。
まだ、5Gのカバー率は都市部が中心となっていますが、22年3月末を目標に、どのキャリアもカバー率を増やしていくようです。5Gの特徴としては、通信速度、同時接続数が格段に向上します。通信速度の向上によって、より動画が視聴しやすくなり、同時接続数の向上によって、パソコン、スマホ以外のデバイスからもつながりやすくなり、IoT技術が普及していく事になるでしょう。

そして、IoT技術が普及して、今まで取れなかった業界・製造・生産のデータがビッグデータとして集約され、
ビッグデータの分析から、より効率的に、多くの業界で生産活動が行われる事になり、また、ビックデータを活用する事で、今までは長年の知識の蓄積が必要で、軌道にのせるまで年数がかかっていた業界へも参入障壁が低くなり、多くの人が業界を越えた転職活動を行うようになるでしょう。

ただ、まだ普及段階。21年には社会の大きな変化はおきず、データが蓄積されて、数年後に大きな変化の波がくると思います。デジタル庁の新設も役所のデジタル化の推進となるので、役所の手続きが簡素化されていく事になっていきでしょう。役所も印鑑を無くしていくことになる事から、民間の会社も印鑑文化を無くしていく事になっていくことになると思います。

まとめると、21年のITによる社会の変化は、大きくは起こりませんが、
小さく、捺印文化が無くなったり、引き続き動画のサービスが好調な状況となるでしょう。

ただ、今後ビッグデータによる大きな変化が起こるので、
今、何もしない人は、その波にのまれてしまうのではないでしょうか。

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