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外部記憶媒体への書き出し制限

PCからの外部記憶媒体への書き出しですが、USBメモリなどの記憶媒体は、
小さくて持ち運びが楽なため、紛失・盗難の危険性が上がります。
そのため、外部記憶媒体への書き出しは制限をした方が情報セキュリティを高める上でも講じておいた方が良い対策です。
加えて、総務省の情報セキュリティサイトには、個人所有の媒体は使用を許可しない、という事も記述されています。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/business/admin/19.html


外部記憶媒体の制限には、以下の3つのレベルがあると思います。
・全て書き出し禁止・申請などによって一時解除
・特定媒体のみ書き出し可能
・全て書き出し可能

また、制限する方法についても、以下の方法があります。
・外部記憶媒体書き出し制限の専用ソフトを導入する
・資産管理ソフトやウイルス対策ソフトに導入されている機能の一部として適用
・OSのグループポリシーや、BIOSの設定によって、書き出しを制限する。

もちろん、両方とも上の全て禁止・専用ソフト導入が一番強いのですが、
業務・コストとの兼ね合いもあり、難しい部分もあるかもしれません。

例えば、ウイルス対策ソフトの機能の一部もありますし、もしOfficeを利用していましたが、intuneが利用できるプランに変更して、
特定媒体のみ書き出し可能な設定で、以外の媒体は全て禁止・書き出し可能な媒体のみ管理をしておく、というのが良いと思います。

外部記憶媒体を利用する頻度は、昔と比べてかなり減ってきていると思いますが、容量の大きいデータをやりとりする際には、利用する場合もあり、完全に無くすのも難しい場合もあるかもしれません。

せめて、特定媒体のみだけ可能な状態に絞っておくことが良いかと思います。

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