見出し画像

【そこら辺の大学生の】『四十七大戦』の群馬は何故「群馬記念」に賭けているのか【ネタ考察】

※この記事は、50%の真と50%の偽によって構成されています。
 閲覧の際は、十二分にご注意ください。


『四十七大戦』 78話。
お気づきの方もいるかもしれないが、この更新分にはおかしな点がある。

漫画の最後の1コマに注目。
群馬が「群馬記念」の勝ち星を埼玉に報告しているのだが、群馬記念は2004年に終了している。

これは、何か妙な展開だ。
そこで、そこら辺の大学生、田中なもは考えた。

何故、群馬は群馬記念をやっているのか、ということを。

Ⅰ あえて架空の競馬をやらせた説

仮にも都道府県の擬人化である群馬県に、本物のギャンブルをやらせるわけにはいかないという、作者側の配慮。


Ⅱ 作者のミス説

よくあるやつ。


Ⅲ 群馬に群馬記念をやらせることに意味がある説

群馬にギャンブルやらせたいけど、競馬だったら分かりやすいかなぁ。
でもさぁ、高崎競馬場って、今レースやってないんだよね。
別に、他県のタイトルでもいいけど……。
せっかくなら、群馬県内のレースの方が、擬人化的にも面白くない?


……となった結果、2004年に終了してはいるものの、群馬記念をさせようという結論になったのでは?

ちなみに、この説が適応される場合、栃木は「とちぎマロニエカップ」をやるはずである。


Ⅳ 群馬タイムスリップ説

そもそも論なのだが、2004年末に終了した競馬をやっている時点で、群馬はこの時間軸のゆる神ではない
つまり、競馬をやっている群馬本人(本神)と、同じコマにいた埼玉は、2004年以前のゆる神なのではないか?

……何を言っているのか分からないかもしれないが、これは超特大フラグなのだ。

何故、群馬と埼玉だけがタイムスリップしているのか?
と言うより、物語の時間軸そのものが、2004年より前という可能性は?

残念だが、それはあり得ない。
何故なら、『四十七大戦(13)』にて、奈良と京都がリニア構想について話しているからだ。

関西地域における中央新幹線(リニア中央新幹線)の整備計画が発表されたのが2011年。
さらに、京都がリニア構想に口を挟んでいるため、物語はおおよそ「現在」であると予想できる。
つまり、物語全体が2004年以前であるとは考えにくい。

と言うことは、群馬と埼玉という特定のゆる神だけが、特定のコマ割りの中でタイムスリップしていると考える他ない。

では、一体何のために?
答えは単純明快。

群馬こそが、「首都争奪戦」の黒幕だからだ。
「タイムスリップをする」という行為自体が、彼が黒幕であることの、真の証明なのだ。

群馬は埼玉と手を組んで、この盤上をひっくり返そうとしている。
つまり、群馬は埼玉にあえて負け・・・・・、埼玉とともに物語の仕組みを打破しようとしているのだ。

埼玉が黒幕である理由。
これはすでに自明である。
何故なら、群馬が登場する以前から、ネット上では「埼玉黒幕説」が浮上しているからだ

よって、黒幕は群馬
そして、群馬を併合した埼玉こそが、この物語の真の黒幕

<Q. E. D>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?