オーラスの対応をふりかえる(2023/01/27)

10月から書いて無かったので久しぶりに雀魂のことを書く。
オーラスの親番で現状2着目だ。
トップ目は上家で自分とは3800点差、3着は下家で自分と6700点差で可能であればトップが取りたいが2着確保もしておきたい微妙な点差。
対面はあまり自分からは気にしなくて良さそうだ。

早速トップ目が2副露

トップ目の仕掛けについては5200や6400までは放銃して良いので少し無視気味に進めていく。まだまだ(当たっても許してね?)くらいの感覚で。
当たることで2着が確保できるパターンも少なからずあることは心に留めておく必要がある。
放銃を怖がりすぎて完全に降りた結果、3着目の和了を生んでしまうことも往々にしてある。
そのためしばらくは比較的普通に打牌する。

下家動く

そうこうしているとツモ切った4mを下家にポンされる。
その前に確認として上家の河を見直しておこう。
タンヤオ系の数牌が序盤からパタパタと手出しされている。赤5pも出ているので、無理に打点を追うことはしていなそうだ。(これは良い傾向)
直線的に手組をしていそうなので、4mや赤5pの裏スジ(裏スジという単語を使うのが久しぶりすぎて、ググらないと言葉が出てこなかった)に当たる5-8mや1-4pには注意した方がいいだろうという感覚。
(特に5-8mはドラが絡むので要注意。放銃した時にドラが含まれる面子になるかは必ず意識しなければならない)

ようやく下家の仕掛けの話になるが、この時点では「タンヤオかな?」くらいにしか思っていない。
「いやいや、タンヤオでもドラ2枚と赤1枚みたいな満貫か、直撃で2着捲れる3900は絶対あるだろ?」と思われるかもしれないが、必ずしも打点があると決めつける必要はない。
下家とラス目の点差が満貫ツモでひっくり返ってしまうのがポイント。
普通の麻雀であれば普通は打点を作りに行くのだが、これは雀魂というラスが大きなマイナスを背負うゲームなのである。
着順上昇を諦めて早々に順位の確保を選択することが、それなりの確率で起こる。
ということで下家の鳴き評価はひとまず保留にしておこう。

とはいえ

次巡。保留したとは言え、赤5sなどの打点が絡む可能性のある牌は(自分が以前に切っていても)わざわざ切ってあげる必要がない。
保留ばかりしているようだが、8pで様子見。まっすぐ行っても間に合わないので様子を見る。「急がば回れ」は先達の教えだ。

同巡に8sのポンが入る。
ここでトイトイという怖い役がちょっとだけ見えてくる。
まずケアすることを考えたのは、4s周辺と前回の手出しである3p周辺。
2-5pと2sや3-6s、特にトイトイが絡みそうな2pや2・3sなんかは要注意かな~と思っていた。
2s≧2p≧3s>6s≧5s>5p>4p
打っている時に考えた危険度の並びは多分文字化するとこんな感じ。
4s周辺でも5sの評価が低いのは(5sで当たった時は赤が組み込まれているシャンポンであることが多そうだけど、その時は3-6s待ちにしていてくれないかな?)という希望的な想像もある。
5p4pは少しだけ形を決めるのが早すぎ、という感じなので当たるパターンとしてはどうかな?という感じ。トイトイにするにしても、タンヤオとのバランスでもう少し3p持つだろう、と。
まあ今考えても正確なことは分からないので対局中答えが出せるわけない。
ともかく同じスジの牌でも危険度の比較を考えておくことで、この後どう粘っていくかを思い描けるようになる。となると、やってはいけないことは次巡「4s」を合わせてしまうことだ。

次巡偶然2sだったが…

今回はたまたま次巡に2sを引いたが、適当な牌を引いた時に安易に4sを合わせてしまうことは往々にしてある。
4sは下家にいつでも切れるが、その周辺は相当に切り辛いと考えているのだから、該当牌を引いた時に孤立させてしまうような選択をしてはいけない
特に自分が上家と下家に遅れているのは明らかなのだから、ライバルを明確にし(この場合よりライバルなのは当然下家だ)、そこに対して放銃しない・手を進ませないことを意識する。粘っている時には粘っているなりの選択をしなければならない。

粘っていれば2着で終われるパターンも増えてくる
下家聴牌かな?
上家の3sをチーして打8s
3sを切るということはまだ上家も来ている
どちらを切るか?

こうなると明確にトップが見えるので聴牌を取る。
2p4pどちらを切るかだが…

これまでの積み重ねてきたもの(妄想)がある!

危険度の順位付けを思い出して、こちらを選択。

これは切って良いのか

次巡これを切って良いものかは、判断つかず。
ただ、これまでに考えていた危険度と自分の和了を見たい気持ちが勝った結果、河に5sが置かれてしまった。もう一度4pはあったかもしれない。

次巡(反省箇所)

見返して(間違えた!)と思ったところ。
4pを自分が切った同巡に、対面が合わせた4pを上家がチーしていて場に全て見えている上に、鳴きメンツに組み込まれたことで2pも単騎でしか当たらなくなっている。
待ちの枚数が多い【間3p】を残すべきところ、そのことに気づけず。
これまでの危険度に囚われすぎていた。

まちがえた
最終盤

上家の9m手出しもあり(6mとの振り替わりだろう)、いったん退却。
下家にも当然切りにくい。
再度聴牌し直した時に、伏せるか開けるかの選択肢が出てきた。
わざと聴牌を壊すことがあるのも、このゲームの悩ましいところ。

聴牌し直したらどうしよう?
上家?

最終手番、形は聴牌。
上家の南手出しはおそらく聴牌を壊している。(自分の7s対子落としに反応していそう)
ただ聴牌を取るかが結構悩ましかった。(フリテンなので和了はできない)
何故って上家ノー聴・下家聴牌はほぼ確実。対面のことはここまで気にしていなかったとは言え、さしたる危険牌を切っておらずノー聴が濃厚だろう。
その場合、トップになるための条件が対して軽くならないわりに、下家にほぼ同じ条件のチャンスをもう一度与えることになる。(なんなら3着と4着の差が満貫ツモより厳しくなるので、下家にとっては条件緩和とすら言える)
悩んだが、同条件でもう一局やれるなら着順上昇の賭けをしても良いか(ラスになることは無さそうだし)と、ちょっとした諦めにも似た気持ちで9sを河に並べる。

もう一局頑張ろう
あれ、対面2S?
ん?

というわけでトップでした。

答えあわせ

ちなみに下家の手は…全然違うとも言えないし当たったとも言えんのでどうしよう?(そういえば赤5pにラグがあったな~…)

今回は危険牌の優先順位をつける過程を少し頭の中で整理したかったのもあり、書き出してみた。
(今見返すとあんまり言語化してないな…)

雀魂牌譜: https://game.mahjongsoul.com/?paipu=jljlnt-opvzxv31-13b9-63c8-flak-krotjwlwpmuq_a411369746_2

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