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ルンバ780の赤外線センサー交換

お掃除ロボットルンバ780。
5年ほど使用しましたが、壁にぶつかりすぎたためかセンサー部分が破損。

せっかく国内正規品を買ったのでメーカー修理をとも考えましたが、
修理に2万円近くかかるらしく、
amazonで部品が調達できそうだったのでセルフ修理に挑戦。

あくまでも個人的備忘録です。
安全・完全な修理を希望される方は
メーカーなどにご依頼されることをおすすめします。

1)底面の蓋をはずす

バッテリー蓋

内部が剥き出しになるので、一応バッテリーは先に外しておきます。
バッテリー蓋にある2つの+ネジをゆるめるとバッテリー蓋が外せます。

底面パネルのネジは2つ

エッジブラシをはずしたうえで(+ネジ1個)、
同じく底面・タイヤの後ろにある+ネジ2個を外すと、
底面全体の蓋が外れて、各部品にアクセスできます。

2)バンパーをはずす

バンパーのネジ

障害物にぶつかって検知するバンパーは、
上下から本体をはさみこむような構造で可動性があります。
バンパー底面の+ネジ10個を外して、
底面側を外すと、バンパーが本体から外れます。

バンパーに赤外線センサーが固定されてます

バンパー上の赤外線センサーが
本体側とケーブルでつながっていますので、引きちぎらないように注意。

バンパーから赤外線センサーを取り外し

赤外線センサー裏にある+ネジ2つを外すと、
バンパーから赤外線センサーを外せます。

3)フェイスプレートを外す

フェイスプレートをヘラで持ち上げる


バンパーが外れることで、
天面のフェイスプレート(ロゴが入っている部品)の
すきまにアプローチできます。
ネジ固定ではなく、パチンと突起をはめてあるだけなので、
前の方のすきまから、自動車の内装はがしを挿入してこじることで
徐々にはがれてきます。

フェイスプレート後端のツメ

フェイスプレートの後端がツメで本体側とひっかかっていますので、
フェイスプレートを後方に引っ張るようにして外して
ツメを折ってしまわないいように。

フェイスプレートの裏面

7ヵ所のボタン&2ヵ所のツメで本体と固定されています。

4)表示部分まわりの半円状の部品を外す

単なる装飾だと思いますが。
これも端っこから内装はがしを入れて外せます。

ボタン5個と両端にツメあり。

半円状のプレートの裏面

つづいて電源ボタンの周囲にはまっている、
表示部分の透過パネルを外します。

これも3箇所のつめではまっているので、すきまに内装はがしを差し込んでクイクイやると徐々に浮いてきます。

5)表示部分の白いカバーを外す

基盤を覆っている白いカバーを外します。
ネジ4個で固定されていますが、三角形の特殊ネジです。

三角形の穴に六角レンチを入れて回します

先人より、6角レンチで取り外しに成功したとの情報あり。
手持ちの一番細い6角レンチで慎重に回したところ、無事外せました。

ハンドルは押し込むと外れます

ハンドルも外しておきます。
畳んだ状態で、持ち上げるのと逆方向に力を加えると外れます。
(黒い透過パネルを外す前に外しておいた方が作業がやりやすい)

6)天板を外す

天板のネジ

天板にある+ネジ14個を外すと天板を外せます。

7)赤外線センサーのコネクタを外す

赤外線センサーのコネクタ

赤外線センサーのコードが基盤に差し込んであります。
引っ張れば抜けます。

撚りコードの途中が結束バンドで本体に固定されているので、
ニッパなどで切る必要があります。

基盤があらわになったルンバ

ここまで開ければ断崖センサーの交換などもできるみたいですが、
今回はここまで。

センサーのコードを結束バンドで再固定

復元のとき、コードを固定するための結束バンドを
この部分に再度通すのがちょっと大変でした。
天板を再度かぶせるときに、
赤外線センサーのコードを挟み込まないように注意。

(2016-11-09に投稿した記事の移転・再投稿です)

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