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南 北 へ 糸売 く 高 架 糸泉 。

今日の朝方

意識は北緯1度線上で

高架線が夢に出てきた 嘘じゃない

夢の中で

その高架線をくぐって

いつものサンドイッチ🥪を

食べに行こうとするけど

建物の輪郭が溶け出してきている🧀

まずい

起きて思い出さなきゃ

と、目を血走らせながら起床した

都合よく夢を終えられるのが

明晰夢の数少ないメリットの一つだ


待て

ググるな

ググった瞬間にはもう

脳みそが白味噌になって忘れてしまう

呼吸を落ち着かせろ

日差しは、、、そうだ強烈だ

建物の色は、、、、そうだ茶色だ

バス停の広告は、、そうだコアラ🐨だ

ケチャップは、、そうだ瓶詰めだ

よし

まだいける

いつものサンドイッチは

あの日のサンドイッチとして

出国して丸2年経ってしまって

Siriが整理してしまったけど

この明瞭度なら

まだいける

ジジイになっても

いつかまた辿り着ける

高架線をトリガーにして

記憶を引き延ばしていく

高 架 糸泉

どんな手を使ってもいい

まだ終わらせたくないのなら

高架線から延長線へ持ち込もう

あの日

大分商業が9回ツーアウトから

決死のトリックプレーで

鮮やかに追いついたように


あれから進んでねえじゃねえか!

経験を何も活かせてねえじゃねえか!

と、意識高架線系から注意されても

大丈夫

僕たちは今

一二塁間でわざと挟まれてるだけだ

それも立派な役回り

逃げるは恥だが

三塁ランナーの役に立つ

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