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Twitterあたりで書けばいいやつ②

コインランドリーが好きだ
ただ難点がある
コインと言うくらいだから
大抵現金が必要になる
専用のプリペイドカードもあるようだけども嫌だ
現金で先に払いして資金繰圧迫して
特定の用途でしか使えないように制限
財務部なら一発で始末書レベルのことを
嬉々としてやれない、やれないさ僕は

結果毎回両替であた&theふたしている


それにプリペイドカードは
電子マネーの刺客のような気がするし
電子マネーは暗号通貨の刺客のような気がする
刺客だからといって
今のところ僕に実害はない

決済方法が散らかりすぎている
一旦、基本に立ち返り
デビットカード💳に統一しよう
引き出す手間もないし
直ぐに口座から引き落とされるし
分割払いやリボ払いの金利の心配もない
ちなみに僕はVISAカード💳の刺客ではない

デビットカードではダメな理由って
消費者側ではないはずなんだけど
上流側で色々と不都合な真実があるんだろう
んだ、そうだ

あとポイントの話はもう本当にやめにしてほしい
今からポイントカードに入会したら
この10年間がもっないなくてしんみりしてしまう

だけどポイントの残りを自分の墓の決済に
充当できるんだとしたら、入界してもいい


ツイートの練習とか言いながら
Twitterをやめてしまった
最後の方はフォロワー10人の段階で
鍵垢にするというカルト化してフィナーレ

やめた理由は大きく2つ
一つ目は、求めていない情報が
あまりにも多いし
それがサブリミナルに網膜に焼き付けられ
苦痛だということ

シンガポールには街中に看板広告がない
ないというか禁じられている
電信柱もない(全部地中線だ)
だから、どこを切り取っても
無機質なジオラマみたいだ
情報が常に制限された島から
情報が常に散乱された国へ来たんだ
左脳が処理しきれなくても仕方ない

二つ目は、面白いなと思うお姉さんが
貨物列車が汽笛を鳴らすように
粛々とツイートして走り去ってくのが
気になって気になって仕方なくなり
これもおそらくサブリミナルであるからして
[ムラつき]を感じたこと
週に3回通勤で乗り過ごし、引退を決めた

話は脱線するけども
貨物列車みたいだなと僕が思う人は
ある日突然しんどくなってやめてしまう
そういうことが過去に何度かあった

そしてその誰もが、僕が
素直さでは到底勝てないと思う人ばかりだ

貨物列車が注目を浴びて
勝手に沢山人が乗り込んできて
車内サービスを強要され、、
無理矢理フェラとかさせられて
しんみりしていないか心配だ

僕にはそんな風に見えた
大きなお世話だろうし
ただの迷惑行為かもしれない
時々僕はそんな人に
生存確認をしたくなる
ちなみにその後のプランはない

コインランドリーが好きだ
別にコインランドリーで洗わなくてもいいものも
コインランドリーに持っていきたくなる
正方形の機械の中で
円盤が回ってるように見えるその様は
さながらMDだ

MDと入力したら
絵文字→💽がまだ出ることに感動した
中学・高校・大学と、MDは大車輪の活躍だった
大学ではiPodが空前の大ブームだったけど
スタジオでレコーディングする時はMD必須
オーディションで提出する際もMD前提
あの時代に音楽活動してた
うら若きバンドマン達の残骸が
正方形のプラケースに密封されている

CDをプラケースで保護するなんて
-なんて画期的なんだ!天才かよ!-
と狂喜乱舞しながらCDレンタル屋に駆け込んだ

UKロックと邦楽ロックのバンドに
沢山触れたいけれどCDをドカドカ買えない
ちょい貧乏の中流家庭の中学生にとって
MDは救世主だった
カセットテープのウォークマンの貧乏くさみを
一気に解消してくれた

-もう、巻き戻ししなくていいんだ-
-もう、金持ちに引け目を感じなくていいんだ-
-なんせ僕は、格安の小さなCDを手に入れたんだ-

こうやって感動をハイライトしていると
不可解なことに気付く
なぜ僕らはこんなにもCDを拝んでいたのか

CDが創造主なのかと言いたくなるほど
-音楽はCD様が届けてくれるもの-
そんなカルト感があると思う
特に30代は

あれは確か小3の秋
ひと月分のお小遣いを丸々使って
ミスチルのTomorrow never knows
つまりシングルCDを駅前の書店で買った
姉に教えてもらったけど
タイトルの英語を覚えられるわけもなく
書店のお姉さんに

「み、、みすたーちるどれんの、、
 し、、CDをください!」

と言って、ポカーンとされ

「ええと、、じゃあ歌います、、😞
 とどまぁ〜ることぉー知らなぁ〜🎤」

と頑張ってBメロまで口ずさんだらドン引きされ
(ちょ、、誰かこの子に対応して!って感じで)
恥ずかしさと少し🤏惨めな気持ちになってたら

近くにいた会社帰りのサラリーマンが
(多分30代)

「いや、お姉さん、
 Tomorrow never knowsやん!
 おにいちゃん、歌うまいな〜笑」

と助け舟を出してくれた
これが僕の初体験(CD童貞卒業)だった

突如奇声を上げて店内で
調子っ外れでミスチルを歌う小3
クスクス🤭を受けることも十分に考えられた
というかOLのお姉さんは笑ってた
(今思い出した)

場が騒然となる前に
カットインして僕を救い出してくれた
あのサラリーマンのお兄さんと
当時の年齢で、うん
年齢だけは肩を並べたと思う

お兄さんみたいに
素敵に年齢を重ねることができただろうか
クスクス🤭を受けて
折れそうになってる誰かを
引っ張り上げてこれただろうか

歌がうまいと言ってもらえた
少なくともあの当時において
考えられないことだ

「歌は、、まあ、、個性的すぎるけん😅
 あんたはこのままピアノしとき」

と姉に毎晩たしなめられながらも
ひいひいひいひい歌っていたら
テープに入れた録音を聴かされ絶望した
「僕、ミスターチルドレンじゃないや」と

けど、あのお兄さんは言った
-歌がうまい-と

それは
声にコンプレックスを持つ少年を
24歳までバンド活動させるほどの一言だった

CDラジカセでクルクルと回るミスターチルドレン
音楽は、回ることで鳴るんだろな
きっとその固定観念は一生消えない
自分の声もMDという文明の利器によって
これまたクルクルと回り吹き込まれていった

コインランドリーなんだから
綺麗になってればそれでいい
必要十分だ

ただ、じっとクルクル回るのを見ていると
音が鳴り出すんじゃないかと期待してしまう
それが故障音じゃないことを願う

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