Twitterあたりで書けばいいやつ②
◇
コインランドリーが好きだ
ただ難点がある
コインと言うくらいだから
大抵現金が必要になる
専用のプリペイドカードもあるようだけども嫌だ
現金で先に払いして資金繰圧迫して
特定の用途でしか使えないように制限
財務部なら一発で始末書レベルのことを
嬉々としてやれない、やれないさ僕は
結果毎回両替であた&theふたしている
それにプリペイドカードは
電子マネーの刺客のような気がするし
電子マネーは暗号通貨の刺客のような気がする
刺客だからといって
今のところ僕に実害はない
決済方法が散らかりすぎている
一旦、基本に立ち返り
デビットカード💳に統一しよう
引き出す手間もないし
直ぐに口座から引き落とされるし
分割払いやリボ払いの金利の心配もない
ちなみに僕はVISAカード💳の刺客ではない
デビットカードではダメな理由って
消費者側ではないはずなんだけど
上流側で色々と不都合な真実があるんだろう
んだ、そうだ
あとポイントの話はもう本当にやめにしてほしい
今からポイントカードに入会したら
この10年間がもっないなくてしんみりしてしまう
だけどポイントの残りを自分の墓の決済に
充当できるんだとしたら、入界してもいい
◇
ツイートの練習とか言いながら
Twitterをやめてしまった
最後の方はフォロワー10人の段階で
鍵垢にするというカルト化してフィナーレ
やめた理由は大きく2つ
一つ目は、求めていない情報が
あまりにも多いし
それがサブリミナルに網膜に焼き付けられ
苦痛だということ
シンガポールには街中に看板広告がない
ないというか禁じられている
電信柱もない(全部地中線だ)
だから、どこを切り取っても
無機質なジオラマみたいだ
情報が常に制限された島から
情報が常に散乱された国へ来たんだ
左脳が処理しきれなくても仕方ない
二つ目は、面白いなと思うお姉さんが
貨物列車が汽笛を鳴らすように
粛々とツイートして走り去ってくのが
気になって気になって仕方なくなり
これもおそらくサブリミナルであるからして
[ムラつき]を感じたこと
週に3回通勤で乗り過ごし、引退を決めた
話は脱線するけども
貨物列車みたいだなと僕が思う人は
ある日突然しんどくなってやめてしまう
そういうことが過去に何度かあった
そしてその誰もが、僕が
素直さでは到底勝てないと思う人ばかりだ
貨物列車が注目を浴びて
勝手に沢山人が乗り込んできて
車内サービスを強要され、、
無理矢理フェラとかさせられて
しんみりしていないか心配だ
僕にはそんな風に見えた
大きなお世話だろうし
ただの迷惑行為かもしれない
時々僕はそんな人に
生存確認をしたくなる
ちなみにその後のプランはない
◇
コインランドリーが好きだ
別にコインランドリーで洗わなくてもいいものも
コインランドリーに持っていきたくなる
正方形の機械の中で
円盤が回ってるように見えるその様は
さながらMDだ
MDと入力したら
絵文字→💽がまだ出ることに感動した
中学・高校・大学と、MDは大車輪の活躍だった
大学ではiPodが空前の大ブームだったけど
スタジオでレコーディングする時はMD必須
オーディションで提出する際もMD前提
あの時代に音楽活動してた
うら若きバンドマン達の残骸が
正方形のプラケースに密封されている
CDをプラケースで保護するなんて
-なんて画期的なんだ!天才かよ!-
と狂喜乱舞しながらCDレンタル屋に駆け込んだ
UKロックと邦楽ロックのバンドに
沢山触れたいけれどCDをドカドカ買えない
ちょい貧乏の中流家庭の中学生にとって
MDは救世主だった
カセットテープのウォークマンの貧乏くさみを
一気に解消してくれた
-もう、巻き戻ししなくていいんだ-
-もう、金持ちに引け目を感じなくていいんだ-
-なんせ僕は、格安の小さなCDを手に入れたんだ-
◇
こうやって感動をハイライトしていると
不可解なことに気付く
なぜ僕らはこんなにもCDを拝んでいたのか
CDが創造主なのかと言いたくなるほど
-音楽はCD様が届けてくれるもの-
そんなカルト感があると思う
特に30代は
あれは確か小3の秋
ひと月分のお小遣いを丸々使って
ミスチルのTomorrow never knows
つまりシングルCDを駅前の書店で買った
姉に教えてもらったけど
タイトルの英語を覚えられるわけもなく
書店のお姉さんに
「み、、みすたーちるどれんの、、
し、、CDをください!」
と言って、ポカーンとされ
「ええと、、じゃあ歌います、、😞
とどまぁ〜ることぉー知らなぁ〜🎤」
と頑張ってBメロまで口ずさんだらドン引きされ
(ちょ、、誰かこの子に対応して!って感じで)
恥ずかしさと少し🤏惨めな気持ちになってたら
近くにいた会社帰りのサラリーマンが
(多分30代)
「いや、お姉さん、
Tomorrow never knowsやん!
おにいちゃん、歌うまいな〜笑」
と助け舟を出してくれた
これが僕の初体験(CD童貞卒業)だった
◇
突如奇声を上げて店内で
調子っ外れでミスチルを歌う小3
クスクス🤭を受けることも十分に考えられた
というかOLのお姉さんは笑ってた
(今思い出した)
場が騒然となる前に
カットインして僕を救い出してくれた
あのサラリーマンのお兄さんと
当時の年齢で、うん
年齢だけは肩を並べたと思う
お兄さんみたいに
素敵に年齢を重ねることができただろうか
クスクス🤭を受けて
折れそうになってる誰かを
引っ張り上げてこれただろうか
歌がうまいと言ってもらえた
少なくともあの当時において
考えられないことだ
「歌は、、まあ、、個性的すぎるけん😅
あんたはこのままピアノしとき」
と姉に毎晩たしなめられながらも
ひいひいひいひい歌っていたら
テープに入れた録音を聴かされ絶望した
「僕、ミスターチルドレンじゃないや」と
けど、あのお兄さんは言った
-歌がうまい-と
それは
声にコンプレックスを持つ少年を
24歳までバンド活動させるほどの一言だった
◇
CDラジカセでクルクルと回るミスターチルドレン
音楽は、回ることで鳴るんだろな
きっとその固定観念は一生消えない
自分の声もMDという文明の利器によって
これまたクルクルと回り吹き込まれていった
コインランドリーなんだから
綺麗になってればそれでいい
必要十分だ
ただ、じっとクルクル回るのを見ていると
音が鳴り出すんじゃないかと期待してしまう
それが故障音じゃないことを願う
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