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6年間関関同立に通ってたのは不経済じゃないんですか?って言えなかったから今頃モヤモヤするわけですよ

ズルいですよ、くぼみさんは!
音楽辞めて悲しそうなフリして
サクサク要領よくやりたいこと叶えて!
今更なんなんすか!
悔しいですよ!
僕らだって葛藤はありますよ!
でも
これしかやれることないんですよ!

すごい熱量で噛みついてきた




海外赴任が決まったことを

それが長い滞在になりそうだということを

元軽音部界隈の人たちに報告したら

関関同立6年生の後輩から飲みに誘われた

てっきり門出を祝ってくれると思いきや

六畳のアパートの後輩の家で翌朝

最後の最後に思い切り噛みつかれた

僕の話の切り出し方も悪かったかもしれない


やっぱりさ
僕みたいに中途半端に音楽辞めてさ
穴を海外で塞ぐような奴はダサいよな
けど
なんとかそうやって折り合いつけてる
折り合いを、つけてるつもりなんだ
僕からしたら眩しく見えるよ
君らの行動は一直線だもん
報われてほしいと思ってる
遠巻きに見ることしかできないけどさ

切り出し方


嫌味ではなく真味だった

評価されなくても売れなくても

満足する表現に辿り着けなくても

一直線に行動することが

自分にはできないと判断したから

あの日唐突に活動を辞めたわけだし

それを後悔したことはない

全権を持って僕はそう判断したんだから

そう

だから後輩達がバイト暮らしをしながら

ライブハウスでもがいている様が

文字通り、僕にはないモノを持っていて

それをトロフィーみたく掲げてるような

つまり尊く見えた

それ以上でも以下でもなくそれだけだ


関関同立なんていう大学は存在しないけど

僕のアンチがいつの日か僕の母校を

執拗に攻撃しだしたら文学部に申し訳ないから

残りの三大学の(しょぼい)力を借りて

関関同立で突き通そうと思う

つまり

関関同立を卒業した者同士なのに
(僕はギリギリ4年で、彼は6年で)

関関同立ハッシュタグで繋がるどころか

軽音ハッシュタグで繋がるどころか

深い深い断絶を生んで連絡を絶った




僕の歌についてとやかく言うのも

後輩の彼だったし

僕のブログが炎上して

「文才ありますよ😂」

とゲラゲラ笑ってたのも彼だった

物怖じせずズバズバ言う

小生意気で斜に構えていて

けどなんか人間味のある後輩だった

音楽をやる者同士に好きも嫌いもない

確かに、いけすかない奴は沢山いるけど

表現する熱量がある限り、仲間だ

うっすーい、うすピタくらいの膜で

カリクビの皮一枚繋がった、仲間だ



そう言い聞かせては

隙間が埋まることを願っていた

だけども

願うのは、行動じゃない

行動が伴わないから

いつしか願いは散り散りになったし

ノイローゼになりそうなくらい

背伸びして担った海外実務は地獄だった
(10年で国内業務の30年分の体感)

そうやってどんどん

真新しい何かを詰め込んでいくことで

なかったことにしたかったんだと思う

断絶なんか、なかったんだと



海外生活5年目のある日

YouTubeを漁っていたら

後輩達のバンドが音楽番組で談笑してた

というか

日本の主要フェス全部に出てた

あははははは!🤣🤣🤣🤣

とゲラゲラ笑った

あまりに痛快すぎて

馬鹿そうなファンの女が黄色い声を発動させて

キイキイ猿みたいに吠えているライブ映像で

笑い死にかけた

あのまま死んでても

結構愉快な人生だったんじゃないかと思う

後輩達がどんな人間か

まっっっっっっったく知らない女達が

目をうるうるさせてる光景が痛快すぎて

喜ばしいことのはずなのに

ゲラゲラしてしまう

あまりに嬉しいと

人間、ゲラになってしまうのかな

後輩のアイツ、バンドに留まらず

本出版してるし

悲しそうなフリしてたのはテメーだろ!

圧倒的にぶっちぎりやがって!笑

ほんで6年間親に学費出させて

貧乏キャラアピールしてんじゃねえよ!

えーと、、そう、不経済だろそんなのは!


ひとしきり笑って

ひとしきりキレ散らかした翌日

「え?誰も行かないなら僕行きますよ!」

と、ミャンマーの長期出張を希望した



その後、ゲラゲラ笑えない感じで

2回死にかけたことがあったけど

あの時間を思い出していると

noteで必死に集金する乞食や

noteで奇人ぶってる真っ当なヒジキでは

足りないなと実感する

マウントじゃない

刺激を感じない僕のバカバカバカ!

ミャンマーでの思い出に比べたら

全てがつまんなくなる僕のバカバカバカ!

と、自責の念にかられてるだけだ

被安打ゼロなのに自責点ばっかり増える

打ち返せばいいんだと思っても

今後輩にXで僕が打ち返したら

黄色い声援を送る女共に取り囲まれて

めった刺しにされるかもしれない

まあでも表現すんなら殺すつもりで来いよ

お前、まだ銃声聞いたことねえだろ?

書いてないイコール平和じゃねえんだよ

黙ってるイコール同意じゃねえんだよ

行ってねえやつが一般化するな

鳴らしてないやつが一般化するな



木の下で佇む彼は静寂だ

だけど熱量がほど走ってるから

僕はそれを血走らせて見た

お前誰やねんって思いながら

彼の作品を何枚も

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