皐月賞2022 個人的予想

最も速い馬が勝つと言われる皐月賞。
若駒の予想はデータが少なく難しい。出走数が少なく、成長著しい時期にある。だからこそ、予想は面白いと思っている。

皐月賞は過去10年のデータによれば、比較的堅い傾向がある。とは言え、昨年のエリザベス女王杯や先日の大阪杯を考えると、過去の人気順からの予想は危険。
ローテーションは前走共同通信杯組が5勝と圧倒。続いてトライアルの1つであるスプリングSと2歳年末のホープフルSが2勝で並ぶ。出走馬が多く複勝率も高い共同通信杯→皐月賞のローテーションが現在のトレンドのようだ。ディープも辿った弥生賞→皐月賞の王道ローテーションは複勝率約18%と振るわない印象を持つ。


今回の皐月賞は重賞を2勝以上している馬がいない。そして、比較的レベルが高いとされるホープフルS出走組がいるため上位人気の格付けが難しい1戦になりそうだ。

ポイントは日本屈指の勾配を誇る中山競馬場の直線。ゴール手前70~180m高低差2.2mの勾配2.24%。それをスタート直後とゴール直前の2回超えなければならない。


私が予想で印を付けたのは7頭。

本命はドウデュース。
父ハーツクライはディープインパクトと同じサンデーサイレンス系。しかし、ハーツクライ産駒は皐月賞で過去10年で1勝も出来ていない。
弱点に指摘されているのは皐月賞時点ではテンが弱いということ。ディープ産駒に比べハーツクライ産駒は古馬になってからの方が活躍する。その要因がトモの成長速度の違い。
ただ、調教映像のドウデュースを見るに仕上がりは完璧。皐月賞と同じ舞台の弥生賞での2着、最終直線で内側に入り抜けるのが遅れての結果だ。馬体の完成度と調教内容を考慮しても本命に推せる。

対抗にはアスクビクターモア。
父はディープインパクト。デビューから中山で3戦しており全てで勝利。戦歴としては東京での2戦でどちらも3着になっており通算は[3-0-2-0]となっている。
世代随一の中山巧者は弥生賞で最優秀2歳牡馬のドウデュースを破った。中山での経験と調教の様子から対抗として十分と判断した。

単穴にダノンベルーガ。
父はハーツクライとドウデュースと同じでテンが弱点。そのテンの弱さの原因がトモの成長になっており、ダノンベルーガは右トモに幼少期大怪我を負っている。ハーツクライ産駒の弱点に追い打ちをかける要素があるが、その実力は世代でも最高峰。右回りが始めてであることも踏まえて単穴に評価を落とした。

連下にホープフルS覇者のキラーアビリティ、共同通信杯2着のジオグリフ、3戦3勝中のデシエルト、異例のローテーションからの皐月賞制覇を目指すイクイノックスの4頭を選んだ。



そんな感じが私の予想です。
ちなみに、データはJRAさんnetkeibaさんウマニティさんを参考にさせて頂いています。

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