二つの顔が変わる時、隙間から伝わるその心は?


添田翔太は最高、てこと。

デュースーリーズ
二つの顔がサブタイトルにある通り、どの人物も二面性、二つの顔があるっていうのが共通していて最高‼︎て作品で二回見たけど余韻やべー!!!!て会社で働きつつも合間合間にニョホホと笑い二面性どころかアシュラマンぐらいの落ち着きがない顔面披露していたんですが一つ語りたい……

そろそろグランポールの話がしたい

存在が大ネタバレのグランポール
そう、バルテクスの正体、マフィアのドン
フランスの社会をひっくり返し、主柱に収めようとした男

膝カックンで全てを失った男

こう書くとあれなんですけどおっそろしい男なんですよバルテクスでありグランポール、グランポールでありバルテクス。
バルテクスは人物紹介でもあるようにエリザベートの親類を名乗り、エリザベートの死の原因を作ったのは侯爵であると睨み猟犬のように付け狙う男。しかし、猟犬というにはその足取りも狙いの定め方もあまりにも凶暴。
このバルテクス、怒りを堪えているというよりも侯爵を追い詰めている時に楽しそうなのがいいんですよね‼︎エリザベートも首飾りも実はどうでもよくて、侯爵たちが秘密裏に進めていた巨大な力を手に入れたいしその秘密を得るためならエリザベートの死すら踏み台としか見てない。クララに関しては自分の栄光を示す一つのトロフィー扱いなんですよね、なんつー男
この侯爵、クララ、エリザベート、そしてイベットを見ている時のバルテクスの目がギラギラしていて、怒りに燃えるようでかつ自分の手札となる4人を見定めてるような仕草がめっちゃいいんですよね‼︎だから冷静な時はそれこそ親族の無念を晴らすがために公爵を詰めるバルテクスなんですけど手札がうまく合致すると治安の悪さが出てしまう。バンって立ち上がるとことか、座り方一つとってもマフィア感が滲んでいて。

で、そんなバルテクスでありグランポールが混乱するのが、己の作戦になかったルパンやコンスタンス、ゴルジュレ警部たちの存在とであった時なんですよ。ルパン、コンスタンスの察しの良さによって暴かれた時の動揺さがやや滲む暴力性とかがこれバルテクスとグランポールという男の狭間にある部分‼︎!ていうかむきだしになってる部分もですし、あのイキイキツッコミも混乱だとかが滲んで、あれ多分あそこでの関わりでしか引き出せない感情なんですよね。あの時の表情だったり、島…谷、ひとみ…とかもう普段絶対こんな態度マフィアとしてとったことないし演じたこともないだろ‼︎感もあって、あと人間的なタイプとしてはゴルジュレ警部たちみたいなまっすぐ系正義は本当に苦手なんだろうなーていうのも伝わってあの礼拝堂のシーンもすごく好き。

グランポール、バルテクス、そしてその境界。
どの顔も、仕草も目が離せない。
最高

またみるのがたのしみ

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