こんなクライアントにご用心！2つの実例をご紹介
こんにちは！
たみしまです。
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2024年4月末にクラウドワークスに登録し、少しずつお仕事を始めました。
6月現在で約2か月間続けています。
同じようにクラウドワークスでお仕事をやり始めたばかりの方もいらっしゃるでしょう。
ですが、プロフィールを充実させ、簡単な案件である程度実績を積めば、クライアントさんからお仕事の依頼がくることがあります。
とはいえ、その全てが信頼できるものかというと？
正直、中にはワーカーを搾取するようなケースがあります…
私も、まだクラウドワークスを十分に使いこなせていない状態ということもあり、怪しげな案件に直面してしまい、時間と労力を無駄にしまったことがありました。
そこで、この記事では、約2か月間の体験をもとに、こんなクライアントには注意した方がよい！という事例を紹介したいと思います。
なお、この記事の対象となるのは、まだ実績の少ないクライアントワークス初心者さんです。
すでにバリバリにお仕事をこなしている方は、クライアントの良し悪しの目利きはできると思います。
そのため、記事の内容があまり参考にならない可能性が高いので、ご注意くださればと思います。
実例1：固定報酬金額1円で契約を結ばせるクライアント
プロフィールを少しずつ充実させ、受注案件も3件くらいになり、高評価を得るようになった頃、お仕事のスカウトが来ました。
業務の内容は、クラウドワークスでもよく見かけるECサイトの商品登録作業。
初心者であっても充実したサポート体制があり、安心できる環境とのことでした。
私自身、アマゾンやヤフオク、メルカリなどでせどりをした経験があるので、引き受けてみることにしました。
ところが、固定報酬は、どういうわけか、たったの1円…
案件の内容で紹介されていた金額とは全く違います。
クライアントさんの話では、とりあえず仮契約という形で、契約後に業務の内容を詳しく紹介し、報酬の提示を変更するとのこと。
少し戸惑いましたが、とりあえず、1円の報酬で合意し契約も成立しました。
しかし、なぜ1円の契約を交わした後に、改めて報酬の変更をするという回りくどいことをするのか、疑問に感じました。
そこで、一旦契約の同意をキャンセルし、ある程度お仕事の内容を紹介していただいてから、再度契約したいという旨を申し出ました。
ところが…
それ以来、そのクライアントさんからの連絡は途絶えてしましました（汗）
もしかしたら、私がまだ初心者で至らない点があったのかもしれません。
1円という契約で、その後に実際に報酬の変更の提示があるのかもしれません。
もともと案件の内容は、商品登録1件ごとに○○円という条件だったので、商慣習のような感じで、このように段階を踏むということがよくあるのかもしれないと考えました。
ただ、さすがに最初の仮払い1円というのは極端に感じました。
そこで、一度契約同意をキャンセルし、質問したという次第です。
さて、結局、この案件はどうなったというと？
このクライアントさんは今回のお仕事の依頼が初めてだったようです。
そして、この案件を受注したワーカーの方も何人かいましたが、その評価は全て「1.0」で
（契約終了リクエスト後、返答がないまま1週間が経過したためシステムにより自動評価されました）
となっていました。
う～ん、やはり怪しげなクライアントさんだったのかな？
真偽のほどは分かりません。
ただ、本当にお仕事を依頼したいのであれば、少し誠実さに欠けるのではないかと。
また、このクライアントさんは、本人確認済みでしたが、発注ルールチェック未回答で、プロフィール画像もありませんでした。
2024年6月下旬現在で、最終アクセスも2ケ月前で、案件の募集をした直後からアクセスはしていない模様です。
この点からしても、何らかのたくらみがあったのか…
あるいは、クラウドワークスの発注初心者さんで、システムをよく理解していなかった可能性もあるかもしれません。
性善説をとって、後者であってほしいと思いますけど…
いずれにせよ、ワーカーの1人である私からすると、結果的に連絡のやりとりという時間を浪費したので、後味の悪い思いをしたことには変わりありません。
実例2：仮払い前に作業をさせるクライアント
もう1つ、先ほどの実例と同じ時期に、お仕事の依頼がありました。
業務の内容は、SNSのアカウントを作成するというもの。
アカウント1つにつき○○円という条件でした。
これも、クラウドワークスでよく見かける案件ですね。
連絡のやりとりからして、依頼主は感じのよい方でした。
募集実績も数十件あり、総合評価は5.0で、いいねもたくさんある。
丁寧なマニュアルも提示されて、作業も滞りなく進めることができます。
ところが、急ぎの案件ということで、契約を取り交わすことなく、しかも仮払いの前に作業を始めるようにお願いされました。
そして、実際にいくつかアカウントを作成し、納品しました。
合計すると報酬は数千円というところです。
しかし、納品した後、そのクライアントさんから連絡が来ません。
そのため、作成したアカウントに不具合があったのかもしれないと思い、その旨を伝え、私が何をしたらよいのかを聞くことにしました。
ですが、その質問にも返信はなく、以降連絡が途絶えてしまいました…
さて、このケースに関しても、依頼をしてきたクライアントさんがどういうつもりであったのかは分かりません。
契約をせずに、仮払いする前に作業を開始するようお願いしてきたのも、アカウント数に応じて報酬を支払うという形態だったので、契約の段階では報酬金額が定まっていないからだと考えられます。
なので、特に疑うこともなく、作業を進めました。
とはいえ、納品したのに、その後何の連絡もしてこないのは、さすがにおかしいですよね（汗）
作成したアカウントが使えないものだったという可能性もありますが、もし仮にそうだったとしても、その報告はしないといけないでしょう。
実際、私の方から、作成したアカウントに不具合がないかどうか質問しましたし。
結局、アカウント作成作業に2時間ほどかかったので、その時間ただ働きとなってしまいました。
振り返ってみると、少し違和感を覚えるところはありました。
例えば、このクライアントさんは確かに総合評価5.0だけど、評価の件数はほんの数件しかなく、最も新しい評価も半年以上前のものでした。
募集実績から考えると極端に少ない数です。
そして、しばらくしてから、この案件を見ると
下記の仕事依頼ガイドラインや利用規約に違反している可能性のため、クラウドワークス事務局によって掲載中断されております。別サービスへの勧誘などクラウドワークス本来の利用目的と異なる仕事の下記に該当した可能性があります。
応募・相談の段階や、契約後に仮払いをせずに作業をおこなわせる依頼
という注意喚起がありました。
私とのやりとり、そのまんまですね（汗）
アカウント作成数に応じて報酬を支払うとしても、やはり事前の契約は必要というところでしょうか。
前もって作成できる数を聞くとか、数を指定するとかすれば、仮払いもできますしね。
正直、このクライアントさんもどういう意図を持っていたのかは分かりません。
ただ、かなりクロに近いのは確かでしょう。
仮に搾取するつもりはなかったとしても、質問に答えるとか、連絡をするとか、最低限の礼儀はわきまえるべきです。
ということで、契約をしない状態で、さらには仮払いのないうちに作業をするのは禁物です。
クラウドワークスの注意書きにも
「契約後に、クライアントが仮払いをおこなってから、業務を開始してください。」
とありますしね。
もし、そのような依頼が来たら、作業をする前に、報酬の支払い形式や条件をしっかり確認するようにしましょう。
少しでも疑問に感じることがあれば、質問して明らかにすることが大切ですね。
まとめ：怪しいと思ったら、疑ってかかる方がよい？
クラウドワークスに限らず、どんなクラウドソーシングサービスでも、お仕事をしていると、トラブルに見舞われることはあります。
それが自分の意図しないものであっても。
ネット上で簡単に仕事の依頼や応募ができる反面、取引相手は素性が知れないことが多いのも事実。
ある程度高評価の多いクライアントなら信用できますが、それとて絶対とは言えません。
少しでも疑わしいところがあれば、何事も慎重にとりかかるべきだと考えています。
私の今回の事例はイレギュラーケースだったのかもしれませんが、注意深く取り組んで入れば、未然にトラブルを防げるものだったと思います。
その点、自分自身が甘かったと認識しています。
トラブルが発生しないように、クラウドソーシングサービスもルールを設けているわけであり、そのルールを守っていないクライアントがいれば、疑ってかかる方がよいでしょう。
当然、これは逆もまたしかり。
自分がクライアントになってお仕事を依頼することがあれば、ワーカーがきちんとルールを守っているかチェックする必要がありますね。
実際のところ、悪質なクライアントもワーカーも、数少ないものかもしれませんが。
ただ、クラウドソーシングサービスを始めたばかりで、勝手が分からないうちは、そうした個人や企業にひっかかる可能性はあるでしょう。
それを避けるためにも、ルールはしっかりと確認して守り、時間やお金、成果物を無駄にしないように注意したいですね。
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