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【ヒラタクワガタ】令和6年5月 採卵計画など

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 5月4日に産卵セットを組みました。
 例年どおり2セットで回していきます。

 成虫の状態は、冬眠明けのところを無理やり叩き起こしたといったところ、まだまだ本調子ではありません。
 現在の管理温度は、終日21℃前後となっています。
 今年の採卵計画は、5月中に前後半2週間ずつのセットを組んで、計4ケースから50匹採取を目標とします。

 昨年は、3月に23℃で産卵セットスタートし、1か月半で126匹に達し、親虫達を5月初旬に放虫することになってしまいました。
 今年は、温度を下げて、期間も短く、数を抑えていく作戦です。

 親メスの紹介から

上 令和4年12月羽化 38.0mm(個体番号G8)
下 令和4年12月羽化 39.8mm(個体番号D26)

 B→D→Gと世代交代してきたグループです。
 よってG8とD26は、姪と叔母の関係です。
 G8は平均的なサイズですが、幼虫時に突出して大きかったので残してみました。
 D26は令和4年度の最大個体となります。

次、オスの紹介です。

令和5年12月羽化 64.3mm(個体番号I46)
令和5年10月羽化 63.3mm(個体番号I21)

 A→C→E→Iと世代交代してきたグループです。
 I46は、令和5年度の最大個体でお尻の先まで太いです。
 I21は、大顎の発達した子です。
 体長こそ1mmの差ですが、それ以上に大きさの差があり、胸幅も1mm近く異なります。

 今年は、別々に管理してきた系統を、掛け合わせてみることにします。
 それぞれ優勢遺伝的に大きいものを選別してきているので、それなりの結果は出るのではないかと期待していますが、どうにも環境が暑すぎるのか、昔のレベルにまで戻せそうにありません。
 
 そこで、今年はワインセラーも準備しています。

最高温度が22℃設定なのでちょっと寒め。
オス幼虫用のケースで4段×4個入ります。
なお、送料込みで32,000円くらいでした。

 そもそもそんなに入らん。
 
 今年の目標は、オス73mm、メス42mmです。
 
 たぶん。

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