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【ヒラタクワガタ】7月20日 幼虫記録③

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 ここ1週間は、温度管理との戦いでした。
 冷たい空気を優先的に床下に送り込みつつ、24.2℃〜24.4℃あたりでキープ。
 トラブルなく上手くいってる。と思っていたのは昨日まで・・・。

 写真の白い粉は、キトサンです。
 私が使用している発酵マットにも最初から入っているようですが、さらに混ぜ込んで、幼虫終盤の縮みを回避できればと新たな試みです。
 今回のエサ交換の対象は、40日前に交換を行った60匹越えの大集団となりますので、その半分をキトサン追加、残り半分を追加なしとして、効果の有無も確認していきたいと思います。
 ちなみに、エサの作成は20日前に終えています。

 いざっ

 !?

 ・・・

何ですと!?

 すでにメスの多くはサナギか前蛹、うち6匹は蛹室の中で落ちており、エサ交換できたメスは4匹だけでした。
 まさかの蛹室を作りはじめているオスまでいるではありませんか。

考察
 ・温度管理は順調でした。
 ・去年のスケジュールよりエサ交換の時期を半月早めて、前蛹時期を回避する作戦で動いていました。
 ・サナギでは色付きはじめている子もおり、1か月前には蛹化スイッチが入っていたものと考えられる。
 ・去年と変更した点は、エサを少量にして、詰め込まず酸素供給を優先とし、水分もやや少なめとなっているところ。原因はこれ
・飼育スペースの問題で、ケースが集められ重ねられ、常に隣人がガジガジやっています。と、これ

蛹室も作らず、青天でサナギを目指すオスも。

 エサの質とか温度の問題ではなく、幼虫が危機感を覚える環境にしてしまったのだと思います。
 また、途中で星になる個体も例年1〜2匹のところ、すでに10匹近くに迫っています。
 そして、なぜか頭の損傷が多いのです。

このオスは、右の額に縦一線の亀裂
前蛹あたりまでは持つが、そこから落ちるパターン

 こんな調子なので成長もイマイチで、最大個体で17.7gと、20gとはほど遠い状況。

縮み問題の前の、大きくならない問題

 すでにキトサンがどうこうという話ではなく、作っていたエサも半分くらい余ってしまい、1週間後にエサ交換を予定していた別のグループも一緒にエサ交換する羽目になりました。

 これ、8月には羽化ラッシュに突入し、大量の成虫をほぼ丸1年飼育しなければならないというトホホなパターン。タスケテ

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