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OI of JAPAN 其の四

其の一にも書いたが、OI of JAPAN発売記念イヴェントのようなものもなく各バンドそれぞれ活動を続けていた。

京都での企画はBEATCRAZYに殆どお任せしてる状態だったので、OIやスキンズのバンドとブッキングされることが少なくハードコアのバンドとのイヴェントが多かった。

大阪は伝説のライブハウス『EGG PLANT』でブッキングしてもらうことが多くCRACKER JACKSやBULL THE DOGS、WONDERERS、LOOS HALLOWEENと共演する企画が多かった。

それもOIバンドだけで集めるとかではなく、PUNKのイヴェントにたまたまって感じで“群れてる”感は全く無かったな。

**BULL THE DOGS **

その中でもBULL THE DOGSは異彩を放っていた。

ジャパニーズ・スキンヘッド・レゲエの先駆者だと思う。

ヴォーカルのカオル君は当時では珍しくガッツリと見えるところにまでタトゥーが入ってて、そのルックスと繊細なサウンドが印象的だった。
俺個人的にreggaeが好きだからステージ観るのが楽しみだった。(COCKNEY COCKSは後にボブ・マーレーのカヴァーでV.A.に参加してます)

CRACKER JACKS

当初は正統派UKのOIサウンドでキレの良い楽曲が多かったように覚えてる。
メンバー皆んなスマートでロールアップしたスリムのジーンズとサスペンダーが似合ってたな。

その後、ヴォーカルの中谷君がJ.Mを立ち上げて日本のSKINSシーンの基礎を創り上げたことはあまりにも有名な話だ。

中谷君とはコックスの復活後に何度かライブでDJをお願いしたり、京都で忘年会をしたり細々ながら交流は続いている。
中谷君の独特の世界観は本当に彼のオリジナルだと思うし潔い。

今日はこのへんで。

スティホーム❗️


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