チバユウスケの詩集
前から気にはなっていたが、詩集まではいいやって思ってて手に取ることはなかった。
ミッシェルやバースディーは大好きだ。
でもサウンドとして好きなのであってって思ってた。
こんな時期だから、家にいる時間が増えた。
ゆっくりとチバユウスケの歌詞を読んでみる。
活字で読むと改めて…
天才?
鬼才?
『ロデオ.タンデム.ビート.スペクターが俺の背骨貫くだろう』って何のこっちゃ(笑)
意味がわからんフレーズがいっぱい。
どこからこんなフレーズが出てくるのか…
この理解不能なフレーズで日本中のロックファンを痺れさせてたんだと思うとますます興味深い。
俺はCOCKNEY COCKSっていうバンドで歌詞に意味を持たせたのはあくまでも初期のデタラメ英語時代でその後の日本語の歌詞にはあまり意味を持たせることはなくなった。
しかも歌詞を公開していない(笑)
ヴォーカルも楽器のひとつって感じで。
この詩集を読んで思ったのは、チバの頭から出てくる言葉の一つ一つに意味があって、それなりのに説明ができるんだろうな。
全ての事象に彼なりの感想を持ってるんだと思う。
ほんと同じヴォーカリストとして、スゲェとしか言いようのない内容。
ミッシェルやバースデーを知らなくても詩集として読み応えがある。
いつかチバユウスケに俺の創った着物を着せてみたいと思った。
彼ならどんな風に着こなすのか。
どんな注文を俺につけてくるのか。
そんなことを思いながらこの詩集を閉じた。
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