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Javaの基礎(オブジェクト指向)

オブジェクト指向とは、設計書を書いて、設計書に基づいた物体(インスタンス)を作成し、その物体(インスタンス)にメソッド(処理)を行っていかせる一連のコードのこと。

設計書ファイルと実行ファイルは分けて書いていく。

設計書ファイル

設計書ファイルには物体(インスタンス)がどういう情報(インスタンスフィールド)を持つのか、どのような処理(メソッド)ができるのかを記載する。

//class Carという設計書

class Car {
 //インスタンスフィールド
 private String name;
 private String color;

 
 Car(String name, String color) {
  //コンストラクタの設定(インスタンスが作成されたと同時に情報を持たせる)
   this.name = name;
   this.color = color;
 }
 
 public void printData() {
   //メソッド(printData()を使うと下記の処理を行う)
   System.out.println("名前:" + this.name);
   System.out.println("色:" + this.color);
 }

Carという設計書

・インスタンスにはnameとcolorという情報を持たせる

・インスタンス作成時に引数を渡すことによって、自動的に情報を与える(コンストラクタ)

・インスタンスの情報(nameとcolor)を出力するメソッドの作成

thisはこのインスタンスという意味となるので、this.nameはこのインスタンスのnameはインスタンス作成時の引数のnameと同じという意味にする。

privateは外部クラスからいじれないようにするためにカプセル化するという意味。

※外部クラスから呼び出す場合は、ゲッターメソッドを設計書に追記して、外部クラスでゲッターメソッドを使って、呼び出す

public String getCarName(){
   return this.name;
}


実行ファイル

class Main{

 public static void main(String[] args){
   //インスタンスの作成
   Car car = new Car("コペン", "シルバー");
   Car car2 = new Car("ローブ", "ブラック");


   //設計書のprintDataメソッドを使って、インスタンスの情報を出力
   car.printData();
   car2.printData();
 }

}

➡名前:コペン

➡色:シルバー

➡名前:ローブ

➡色:ブラック

今回は以上となります。また、過去にも色々記事を書いているのでご参照いただければ幸いです。





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