ボカデュオ振り返り②音作り
音作り
前回に引き続きボカデュオ2024の振り返りです。
音作りも備忘録として書いておきます。
基本的に歪みとクリーンの2種類の音色を使用してます。
録音機材と接続は以下の通り。
【アンプシミュレーター】⇛【マイクプリアンプ】⇛【オーディオインターフェース】
歪み用にPPSE'79というオーバードライブのエフェクターも使ってます。
《歪み》
使用箇所:2Aメロ、サビのコードバッキング、アウトロソロ
・アンプ:Marshall JTM45モデル
・ストンプ(エフェクター):PPSE'79(外部)、ソロ時だけTS808(アンプシミュ内蔵)
・リアピックアップ(シリアル接続)
アンプで軽い歪みを作り、エフェクターで音量と歪みをブーストする定番の設定。
シンナイトPはあまりディストーションのような深い歪みは好きじゃないのでほどほどに歪ませます。
ちなみに、改造によって低音の強めなギターになったんですがあまりに強かったらしくミックス時にPから低音削った報告がありました笑
最初に低音カットして渡しちゃうと後から修正効かないのであえてほとんど未調整で渡したんですがもうすこし調整してもよかったかも。難しいですね。
《クリーン》
使用箇所:Bメロ、サビのリフ
・アンプ:Marshall JTM45モデル
・コーラスエフェクト(HELIXとDAW上で2重がけ)
・LA-2Aコンプ(アンプシミュ内蔵)
・リアピックアップ(パラレル接続)
アンプは歪ませず、クリーン設定でコーラスをかけて、コンプで整えるという感じです。
90年代あたりの洋楽とかでも聴けるちょっと古いクリーン音色の定番設定のイメージ。
サビのリフは音を太くするために少し歪ませてます。
<トラックの構成とエフェクト処理>
各トラック構成も一応解説。
データとしては4ファイル。モノラル2本、ステレオ2本。
①バッキング(サビ、2Aメロ)モノ✕2
ミックス時に左右に配置する想定で、モノラルで同じように弾いたものを2テイク録音しています。1トラックをコピーして波形をずらすことでもステレオ化できますが、位相の関係でシュワシュワした不自然な音になってしまうので初めから2回録音しておきました。これでずらす必要はなくなりますし、音が自然になります。
②サビのリフ
ステレオコーラスをかけている関係でステレオトラックにして提出してます。とはいえ楽曲中は右に配置が寄っているのであんまり広がってる様に聴こえないかも。
③アウトロソロ
ディレイとリバーブをかけて少し左右に広がりを持たせてたのでステレオにしてます。
ミックス時にやってもらってもいいんですけどPは貰った音源は奏者の意向を汲んであまり触らない派なので、こっちでかけさせて貰いました。
完成品だと思ったよりモノラル感が強くて、ん?って感じだったんですがどうもモノラルでミックスされたっぽくて、ステレオでリバーブ等の処理してもらうようにお願いしておけばよかったかなとやや反省。相手にデータを渡すときの伝達は大事ですね。
はい、というわけで音作りの話でした。
ものすごくマニアックな話なのでやってる人じゃないとよくわかりませんよね…w
次回は実際に弾いた内容についての何を思ってその奏法にしたんやみたいなことを書いていきます。
それではまた次回~
tamuranota
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