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リコールとは?

 「リコール」とは、地方自治法という法律で定められた住民の権利であり、住民の「意思」によって、公職者を辞めさせる「要求」をすることです。これは「解職請求」と呼ばれています。

 但し、「解職請求」を実現するには、大きなハードルが二つあります。まず、有権者の3分の1以上の有効「署名」を集めること、辞めさせることに対して賛成か反対かを住民の総意で決める「住民投票」で、有効投票の過半数が賛成であること、この二つです。

 今回の場合は、三田市民の「意思」で田村克也市長の解職を求めていきます。そのための手順として、まず、有権者の3分の1以上の有効署名を集めることが必要であり、それが達成された場合に、次の手順として「住民投票」で有効投票の過半数の賛成を得なければなりません。「署名」と「住民投票」の両方で住民の「意思」表示が必要です。

 有権者の3分の1以上の有効署名が集められなかった場合は、「住民投票」には進めません。

リコール(解職請求)の二つのハードル、「署名集め」と「住民投票」