朝の　ポエム

うっすら　モヤ景色の　空に　白い朝日　　優しい北東の風　　　熱すぎる深煎りコーヒーの香りが　車内を漂わせる　南側のビーチポイントに　車を走らせた　昨夜降り続いた雨の　影響なのか　海の　海水が　紅い　こんな　色の　海は見たことがない　白いはずの　泡飛沫も紅い　全てが濁り無く　透明感はあるが　ワインレッドではなく　ロゼのような華やかな赤ピンクでもない　砂に　砂鉄の　黒さが　混じり込んで　いるからかも知れない　クリムゾンレイキー　ありえない　紅の中に黒い　ネガティブなファルター　　引き返そう　　北上し　いつものポイントへ戻って　みわたすと　安堵した　　　海は　青く　キラキラと輝いていた　時には　グリーンがかり　より　いっそう　輝いている　心地よい　シーブリーズが　身を　包む　紅い　シェードは　吹き飛んだ