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「でっかいどお。北海道」

航空会社のコピーがまだ頭に残っている。
いや、そこから更新されていないのかも。

中学生に日本史を教えている。
古事記には、北海道と沖縄は登場しない。つまりあの時代は、日本ではなかった。
古くから「蝦夷」と呼び現地の方をアイヌと呼んでいた。
最近は、「ゴールデンカムイ」で改めてアイヌについての関心が高まっているとか。

北海道の存在を強く認識したのは、札幌オリンピック。
今野選手、青地選手、笠谷選手。70m級ジャンプでの表彰台独占。
1972年中学校の入試を終え、昼食を食べるためにデパートへ。
付き添ってくれた両親と駐車場待ちの車のラジオ中継が心に残っている。
オリンピックで3本の日の丸が、君が代とともに上がっていくのは、家に帰ってテレビで見た。

中3の夏休みにボーイスカウトの大会で1週間キャンプをした。
一度だけひつじの丘なるところへ観光に行ったけど。
同じ制服をきた連中と訓練をやったり、交流行事に参加したり。
美智子妃殿下を見かけることができた。
デジカメもスマホもない時代。
残っているのは記憶だけ。

就職して、ニセコへスキーにも行ったけど、ツアーの幹事だったので、滑るどころではなかった。最終日のススキノで日付が変わる頃までワインや
日本酒のシャーベットを食べたのが唯一の思い出。

「でっかいどお。北海道」を体感できるのはいつだろう。
北海道地方のまとめのプリントを作りながら。

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