虎は死して皮を留め　漫画家は死して作品を残す

野球マンガ「キャプテン2」のネタバレがあります。

---

足の負傷とひきかえに決勝点。
最終回、最後の打球がその彼のもとへ。
ここまで二転三転の展開も無事キャッチで
「甲子園出場決定」

連載中のマンガは、次回への希望と想像力をかき立てる。
このマンガは、主人公たちのように律儀で
コツコツと作者も頑張っている。
私の記憶では、一度も落ちたことはない。

何本も連載マンガを読んでいるが、
「落ちる」マンガの多いこと。
いつの間にか隔週とか2ヶ月に1回とか。
ひどい時には、次号予告に載りながら、「落ちる」

一昨年大好きなゴルフまんがの作者が亡くなられた。
残念ながら、未完のままで作品は終わるようだ。

ゴルゴ13なんて、さいとう先生が亡くなってもギネス記録を更新中。
先日亡くなられた、マンガ家さんは連載はなかったと思いますが。

サザエさん、ちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃん、
ドラえもん、アンパンマンは、
作者が亡くなられても続いている。
もしかしたら、永遠に終わらないのかも。
読者がいる限り。

子どもたちの夢や希望、
かつての子どもたちの想い出の1ページを紡いでくれている。

冒頭の野球マンガは、原作者の死後。
彼の作品に憧れ、自身がまんが家としてデビュー。
実績を重ね、遺族からの承諾を得て、作品を復活。
思いもよらない展開と歴代のキャプテンが墨谷高校に集結。
次回から新展開か。
あるいは、大円団か。
まだまだ目が離せない。