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巨大ロボットの譜系

巨大ロボットの始祖は、「鉄人28号」と考えた。
金田正太郎少年が小型操縦器を使って鉄人を操る。
アニメの主題歌にもあるが、小型操縦器(リモコン)が
誰の手のあるかで、
正義の味方にも悪魔の手先にもなってしまう。
アニメのストーリーの中でもリモコンが奪われてしまうことがあった。
ちなみに「金田正太郎」の名前は、鉄人28号が元祖である。
鉄人以降「金田正太郎」という名を持つキャラクターが二人存在する。

リモコンの弱点を補ったのは、「ジャイアントロボ」
音声入力で動く。
指先のミサイルや目からはレーザー光線。
マンガより特撮の方がインパクトがあった。

横山光輝のロボットは、バビル2世の三つしもべに繋がる
巨大ロボットは、人型のポセイドンと怪鳥型のロプロス
豹型のロデムは会話のできる生命体でロボットではない。

マジンガーZ・グレートマジンガーは
どちらも人間が乗り込んで操縦をする。
どちらも頭の上で、攻撃が直撃したらひとたまりもない。
戦う相手も機械獣。
怪獣のロボット版といったところ。

パイロットを腹の中に入れて操縦するガンダムの機体。
ロボットという名は消えて、モビルスーツ。
デザインした方は、紳士服のデザインをしていたとか。
操縦席をユニット化して戦車のキャタピラや大砲などのユニットを
交換するタイプもあった。

ファーストガンダムにも登場したが、
人間の思念とメカをシンクロさせて、
人間の反応時間より速くシステムが登場していた。
最新作では、ガンダムとシンクロさせると、人間への負担が増える。
限界を超えるとメカより先に人間の方がパンクをしてしまう。
禁断のシステムと設定された。

エヴァンゲリオンでは、人間自身もエヴァにシンクロしやすいように
デザインされて、消耗品のように同じタイプの人間まで生産される世界になった。

巨大ロボットは、人間のコントロールが必ず必要になる。
コントロールする人間の資質を巨大ロボットは問いかける。
操縦する人間の良心が試される。
私の記憶が正しければ。
プルートゥが唯一巨大ロボットの中でアトムと会話ができた。
昨年アニメ化されたPLUTOは、浦沢直樹のリメイク版。

「シンカリオン」もロボットもの。
一度は見ておきたい。

まだまだ、知らない巨大ロボットものがある。

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