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つくも神襲名

やっとワレの依代ができた。
ワレは「ゴジラ」である。
御魂分けは、30作目
「ゴジラ−0.1」からいただいた。

依代とは、魂が宿るもののこと。
つくも神(付喪神)とは、長年人間に大切にされた道具などに
精霊が宿ったものである。
ワレもペットボトルに宿ることができたが、
完成が遅れ長々と待たされた。

ずいぶん前に完成していた。
しかし、手足は細く、ぽっこりお腹。
眼もついてなかった。

眼がついて

O脚気味の足も修正された。
そして背びれもついた。

この頃やっと「ゴジラ」と読んでくれるようになった。

やっと完成。
まだまだ、手を入れて欲しいところはあるが、
ここらでひとまず完成にしよう。

公園のパトロールだ。

ここは、50周年を迎えたショッピングセンター
ちらほらと空きナントが目立ってきた。
ワレがいる場所も何かしらのお店だったところ。
いまでは、こどもアイデア楽工の教室になっている。
つくも神になる前から、ワレの思いついたことを語ってきた。

これからはつくも神として、いろいろと語っていきたい。

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