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あるようで、なかったお話  まんがのタラレバ その2

漫画新人賞の原作を審査員の一人である
漫画家さんが作画を担当。

ストーリーのか鍵を握る洋楽バンド。
リアル世代ではないものの
まわりでは、マニアが多かった。
中学生の頃。
お昼の放送では、よくかかっていた。
ちなみに、私は「S&G」好きだった。
こっち朝から校内放送でよくかかったいた。

まんがに戻ろう。
世界的な洋楽のコピーバンドをやっていた4人組。
山手線のホームからタイムスリップ。
50年前の日本の東京に。
64年の東京オリンピックに向かって活気のあった東京。
50年後の未来からやってきた4人。
平成の刻印をしている硬貨は使えない。
もちろん紙幣も。
それでも、今よりはアバウトな時代。
平成人が昭和に潜り込んでいく。
なんとか生活基盤ができると、
未来人の特権を活かしたくなる。
まさに究極の後出しジャンケン。
必ず勝つことができる。
凡人ならギャンブルで金儲け。
占い師もありか。

彼らは、後出しジャンケンに音楽を選んだ。
そして、バンドを再結成。
コピー曲を自分たちの作品と偽って
デビュー前の彼らの曲を発表してしまう。
洋楽をいきなり当時の日本人にぶつける。



世界的な人気バンドに上り詰める前。
影も形もなかった時に、
ビートルズの曲を日本人が演奏してしまう。

未来人の仮説は、
「彼らが発表する曲を発表すれば、ビートルズは、
 新曲を作るのではないか。」
ビートルズの新曲を
聴くことのできなかった自分たちのために214曲目の
新曲を作って欲しい。
ビートルズの歴史を知っているからこそのタイミングで仕掛けていく。
日本人のみならず世界中のファンに
彼らが作ったことになっているビートルズの曲をアピールをしていく。


いよいよ彼らの記憶にあるビートルズのデビュー日。
彼らが望んだ未来はやってくるのか。

『僕はビートルズ』  原作 藤井鉄夫  作画 かわぐち

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