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姉さん大変です

「姉さん事件です」
のちにドラマ化されて、
このセリフが有名になってしまった。
舞浜のヒルトンホテルがドラマの舞台。
何度となく、修学旅行でお世話になりました。
数々のおもてなし。
いまも覚えています。
「おもてなし」
表がないから、確かに裏が・・・。
田舎の中学校なので・・・。

まんがのプラトンホテルは、素晴らしいHotel。
毎回一話完結。
読み終えた後の余韻が深く残る作品が多かった。
主人公は、支配人だったが
物語が進むにつれて、ドアマンや営繕係、お客さん、
流しのタクシードライバー。
まさに引き寄せの法則。
よき人がよき人を呼び込んでくる。

赤川くんは、新米フロントマン。
数々の失敗をホテルの仲間だけでなく
ホテルの外の仲間たちに支えられて成長をしていく。
立派に成長した赤川くんは、
アメリカの系列ホテルを建て直すために派遣される。
日本とアメリカの労働観やサービスの定義の違いが
浮き彫りにされていた。

ゴルゴ13が国際情勢の教科書なら
このまんがは、「サービスとは」を
考えさせてくれるまんがだった。
                                
ちなみに、赤川くんはまんがでは、
「姉さん事件です」と一度も言っていない

HOTEL.     原崎・原案 紺間宏  作画 石ノ森章太郎

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