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オーダー服着てみたい

「衣食住」食が一番にこないのはなぜ。
素朴な疑問。
まずは、お腹を満たす事が
最優先と考えていた。
だから「衣食住」に
違和感を感じていた。

「服従」服に従う。
ユニフォームやジャージ、
それに学生服を身につけた時が
まさに「服従」

日本人が「洋服」を
着るようになって約150年。
欧米人は、最初から洋服。
その差は、思ったより大きい。
外国人が着物を上手く
着ることができないように。
日本人の洋服の着こなしは、
外国人の目にはおかしく映るようだ。
特に男性のスーツの着こなしは問題ありあり。

服の着こなし一つで
その人の信用度も左右する。

営業マンであった父のスーツは、
職人さんが自宅に来て
寸法どりや仮縫いして。
完成までに3ヶ月はかかった、

カッターシャツの襟はのりをつけて
アイロンでピシッとさせる。

靴も黒、茶色と気まぐれな父のための
何足か用意をしてあった。

ネクタイは、服に合わせて、
2、3本用意してあった。
タイピンも。

胸ポケットに入れるハンカチ、
カッターの袖口を止めるカフスボタン。
腕時計。

このマンガに出会ってから、
母が毎日用意していたもの一つ一つに
意味があったことを知った。

その身につけているもので、
商談がスムーズに進むか否か。
ご縁をいただけるか、いただけないか。
スキのない服装。
数々のセオリーを守りながらも
少し外したところがアクセントとなる。

ナポリ服の名人に弟子入り。
彼が、唯一の弟子。
1年はかかるオーダー服を3日で仕上げる。
お代は、新車が買えるくらい。
それでも、訳ありの人たちが列をなす。

読みどころは、その職人の服に対するウンチクの数々。

スーツやジャケットは、丈を長めにして
お尻が見えないようにします。

なぜかって。

このまんがを読めばわかります。

王様の仕立て屋  大河原 遁

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