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VR有名人

たぶん読んで幸せになる文章ではありません。あと、写真は何の関係もありません。

コミュニケーションとは何だろうか。交流とは何であろうか。最近だと飲みニケーションが問題になってたりしますし、時代とともに変化するものだと考えています。

私は飲みニケーション反対派ではありません。自分の時間が減るといいますが、会社の飲み会の場ほど有益な情報を得られる場面は現実にありません。日本ではまだまだ終身雇用が根付いているので、長い時間一緒に働く人についてよく知っておくに越したことはありません。お酒が嫌いなのは仕方ないとして、気を使いながら酒を飲むのが辛いという人は気を遣うということを会得しましょう。無意識のうちに気を使える人になりましょう。

さて、会社では縦の関係がとても多くなるのは当然です。上司がいて部下がいるので当たり前ですね。しかし、趣味の世界ではどうでしょう。VRChatの世界で上下関係を意識していませんか?

「トラスト値ガー」「アバターのクオリティガー」「Twitterのフォロワーガー」関係ありません。全員平等です。

VRChatの世界には上司などいませんし、部下もいません。皆が皆同じユーザです。コミュニケーションの手段として基本的に平等のはずです。流石にVisitorはその限りではありませんが。アバターはコミュニケーションにおいては付加価値の一つに過ぎませんし、トラストが違っても基本的に声は聞こえます。無言な人は喋れという訳ではありません。発言に対しリアクションを取れるのであればそれは立派なコミュニケーションです。

会話のネタがないのは、たぶん「話すネタがない」のではなく、「話のネタの仕入れ方がわからない」場合が多いと思います。日々同じことの繰り返しになりがちなので、話のネタなんてそう簡単に見つかりません。(私は社会人になって天気とスポーツは同じことの繰り返しの日々で最も変化が大きいコンテンツだなぁと思いました。)

話が見えてきませんね。そろそろ本題に入ります。

最近、VR有名人が増えてきましたね。日本界隈が急速に発展しだしたのはもう21ヶ月前なので、まあ有名な人は増えてくると思います。しかし、VR有名人とは何なのでしょう?特段偉い人だと思っていませんか?同じユーザーなのに変に距離感感じたり、特別気を使ったりしていませんか?

「過去の実績ガー」「有名Vtuberガー」知らんがな。わしだって日本界隈初のアバター系交流会主催したり、運営にアバター販売したりチュートリアルワールド作ったりしてるし、VRChat日本界隈貢献度ランキングなんて作ったら絶対ランクインします。冗談です。半分。

そんなたましこに対して敬意を払う人はそういません。払ってほしいわけではありません。敬意を払うに値するとも思っていませんが、「ワールドの製作者様だ~」と持て囃す人もいます。しかし、そういった人は翌日にはもう持て囃していません。「そこいらにいる人と同じ人なんだ」と気付いてしまえば、真の意味でお友達です。

話は変わりますが、双方向コミュニケーションを意識していますか?コミュニケーションが下手な人は必ずしも喋れないわけではなく、逆にずっと喋りっぱなしの人もいます。

私は基本的に全員が平等に喋れる世界でありたいと思っています。輪になって喋ることこそ平等かつ健全な双方向コミュニケーションだと勝手に考えています。しかし、VR有名人の人は単一方向のコミュニケーションを取らざるを得ない状況が多いように感じます。有名人を囲って、有名人の話を聞いて「その通り!」「わかる!」とだけ言うことを双方向コミュニケーションと胸を張って言えますか?

 ちょっと前に「有名人なんだから発言に気を付けろ」「有名人ぶってんじゃねえよ」というクレームに悩んでるVR有名人?がいました。実際に彼が有名人ぶっているのかは知りませんが、彼のことを有名人だと持て囃して周りの人に距離を置かせた囲いの人が一番自覚すべき問題だと考えています。

また、普通に友達と喋ってたら、「たましこさん!その人登録者n万人の有名Vtuber!」と言われたことがあります。どういうことでしょう。有名Vtuberだから気を使えとでも言いたいのでしょうか。逆に、それを言った人は友達を区別しているんでしょうかね。

個人的に、有名人を見つけるや否や囲って持て囃す人達が嫌いです。一ユーザとして同じ立場で接することこそVRChatの醍醐味であり、また、双方向コミュニケーションの基本だと思います。

たましこ

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