おいしい味

はい、たましこです。

みなさん食べることは好きですか？私は大好きです。

ところで、皆さんパスタは好きですか？ミートソース、カルボナーラ、ボンゴレ、ペペロンチーノ…いろんな種類がありますよね。

あなたはどんなパスタが好きですか？

「ミートソースが好きだ！ガッツリおいしい！」「カルボナーラが好み。上品なうまみがたまらない。」等、いろんな感想があると思います。

私は、ちっちゃい頃、パスタといえばカルボナーラ！という子だったそうです。カルボナーラが大好きでした。今でも好きです。

そんな当時の私が、ミートソースパスタを食べる時になんて言ったでしょう。

「やだ！カルボナーラ食べたい！カルボナーラの方が美味しい！」

いやあ素直でしたね当時の私。一番好きな味が一番美味しい、当然ですよね？

今ではどうでしょう？

「お、今日はカルボナーラか。いいね。」「今日のミートソースはめっちゃ美味しいジャン！」「ボンゴレかぁ！うまい！」

なんでも美味しいと言って食べる良い子になりました。

子供の時と今において、「美味しい」という感覚は変わったと思います。言葉で言い表せないので図で書きます。Excel大好きです。

分かってほしいなぁこの気持ち。美味しいと感じる範囲が広がったというより、「好きなパスタの味」から、「各々の味のパスタの中で美味しい味」を感じれるようになりました。パスタに限った話ではなく、何を食べても、「その味付けの良さ」を感じ取ることが出来るようになりました。

ところでこの話、食事に限った話ではないと思うんです。ゲームのジャンルもそうだと思います。RPGが好きな人もいればアクションゲームが好きな人がいます。しかし、特定のゲームジャンルに執着している人多くないですか？

「俺はRPG好きだからRPGだけやる」「アクションやるけど他ジャンルはなんかねぇ」

子供の頃の私のパスタに置き換えると、「カルボナーラが美味しいからカルボナーラだけ食べる！ミートソースはちょっとね…」みたいな感じじゃないですかね。もっと、各ジャンルの良さを理解して楽しめないかなぁと日々考えます。

さて、本題です。

この、「美味しい味」をコミュニティで定義をしたらどうなるでしょうか。「カルボナーラが美味しい味である」と定義したら、「ミートソースとボンゴレは美味しくない」と卑下されるんですかね。たぶん、存在は認知されているけど誰も特に持ち上げたりせずに日々廃れていくと思うんですよ。カルボナーラが美味しい以上、みんなカルボナーラ食べるんで。ひねくれものはそうじゃないかもしれないけど。あるいは、「俺はミートソースを極める」とミートソース一点張りの人もいるかもしれません。肩身が狭そうだなぁと思いますが。

何が言いたいんでしょうね。たぶんたましこを多少知っている人は何を言いたいのか、何のことを言っているのか、コミュニティとはどの話なのか、わかると思います。コミュニティが方針を定義することはとても危険だなぁと日々思ってたので、いっそここで書いてしまおうと思って書きました。