青い芝生を纏う
とある地域の活動をするために移住した友人がいる。
彼は移住後にその地域の方々や行政と、一歩づつ活動しているように見えていた。
しかし、先日、ひょんなことから彼に連絡すると、
現在はその地域に住みながらも、県外での仕事が大半とのことだった。
理由は色々あるが、都市部から離れた地域にある構図
●東京など外部コンサルからの言葉に多額の予算
一方
●一緒に活動してきた地域企業には無料で調査依頼
そんな県外事例や都市部の言葉で、できた計画で実施委託先を探す。
計画者と運用者が違うから、そもそもの目的も方向性も合わない…
みたいなことは、よく聞く話。
そして、彼は向き合い決めた。
「隣の芝生が青く見えるのであれば、青い芝生を纏ってくる」
かっこいい。潔い。
そして、ほんとにその地域が好きなんだな。
県外で青い芝生を纏い、また地域に帰ってきて、
同じ言葉や行動でも地域の中での役割を変えようとしている。
そんな彼と久しぶりに会って話す。楽しみだな。
何かを変えたいのであれば、まず自分から
届けたい言葉があるなら、聞きたい言葉になってから
脱皮しよ
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