医療[近代医療の歩み]

石油王であったロックフェラーは、 

さらに世界の医療王を

目指しました。


ロックフェラー財閥が、

近代から現代にかけて、

医療を独占してきました。


D・ロックフェラーは、

医療を独占すれば、

石油を独占するより、

さらに莫大な利益をもたらす

可能性に思い至ったのです。


近代医学の父とされるのは、

ドイツの医師

ルドルフ・ウィルヒョウ。


近代医学=ドイツ医学で、

その頂点に君臨したのが

ウィルヒョウです。


当時のドイツ医学界では、

「生命とは何か?」と言う根源的な問いに

「生気論」という考えが

主流をなしていました。


これは、

生命とは「神秘的な生気が司っている」

とする考えです。


そして、「生気」とは

「科学や物理学では説明できない」存在

としていました。


古代ギリシャの

医聖ヒポクラテス以来、

生理学・医学は

この説が根底にありました。


ウィルヒョウを中心とする

新たな学説は「機械論」です。


「生命も精密機械の一種に過ぎない」と

彼らは主張したのです。


それは科学信仰に

裏打ちされていました。


「生気なるものが、存在するなら、

それを科学的に証明してみよ」

とウィルヒョウは言いました。


これには生気論者たちも、

困り果てました。


「科学で説明できない」

と主張しているのに、

それを科学で証明しろとは、

無理難題です。


ウィルヒョウらは、

「生気論破れたり」と

勝手に勝利宣言してしまいました。


さらにウィルヒョウは、

「病気や怪我を治すのは、

我々医師であり、

医薬であり、

医術である。

ただの物体に過ぎない人体に、

自ら治る力など

存在するわけがない」

と言いました。
 

ウィルヒョウは、

生体に生まれつきに備わっている

自然治癒力まで、

否定してしまったのです。


医聖ヒポクラテスは、

生命の本質を

「人間には生まれながらにして

体内に100人の名医がいる」

と言いました。


この「100人の名医」こそ、

自然治癒力そのものです。


指を切った傷も

いつかきれいに治っているのは、

体内に備わっている

自然治癒力のおかげです。


生命と物体との違いは

ホメオスタシス(生体恒常維持機能)の

有無です。


「生体は

常に正常を保とうとする

機能がある」という真理です。


まさに生命の根源原理なのです。


自然治癒力とは、

病気や怪我の時の

ホメオスタシスの現れに過ぎない。


ウィルヒョウは、

その根本原理を否定し、

世界の医学界の頂点に君臨しました。


それを是として拍手を送り、

「医学の父」の冠を授けたのが

ロックフェラー一族です。


だから、ウィルヒョウは、

ロックフェラーが

世界医療を支配する上での、

まず第1歩の操り人形でした。


「機械論」そのものである

ウィルヒョウ学説は、

そのまま近代医学教科書の中心に

据えられました。


こうして、

自然治癒力という

生命の本質を否定する

誤ったの学説が、

医学テキストの中枢に

据えられたのです。


現代医学は、自然治癒力を

完全に黙殺しています。


ある高名な医学博士に

船瀬氏が

「医学部で

どうして自然治癒力を教えないのか?」

と質問するとすると、


「そりゃあ、当たり前ですよ。

患者がほっといても

治ってしまうことを教えたら、

医者も薬屋もオマンマの食い上げだ」(大笑い) 

と言ったそうです。



ロックフェラー一族は、

19世紀半ばまであった、

5つの伝統医学流派のうち

①〜④までを弾圧しました。


①自然療法→自然食事療法など。

②整体療法→体のゆがみを整える。

③心理療法→心理ケアから治療。

④同種療法→自然治癒力を進める。

⑤薬物療法→薬投与で治療。


 ロックフェラー医療独占体制にとって、

医療利権とは

薬物利権そのものでした。


だから、必要な学問は⑤だけであり、

①から④は、邪魔だった。


それで彼らは

自然医療を迷信と決めつけ 

徹底的に弾圧・追放しました。


その医療の利権は

世界で推計約1000兆円であり、

日本国内だけでも

50兆円に達します。


かくして、

医療費は右肩上がりに急増を続け、

患者数も比例して

爆発的に増え続けています。

[日本と世界の情報ブログより、引用・参照]

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