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いちまいの絵

生きているうちに見るべき名画
読むと、美術館に行きたくなる作品

原田マハさんがオススメの名画が26枚、紹介されている。
各々の絵はカラーで、巻頭に掲載されているから、知らない絵でもイメージすることができる。

この本を購入したとき、この作品の中で死ぬまでにこの内の何枚か、観られるといいなと思った。
今のところ実際に観賞できたのは、二十六枚目の「道」という作品だ。

この本の中で、マハさんが絵に出会えたときの体験や画家についても詳しく書かれている。
そうか、原田マハさんもあの絵の前に立っていたんだ、と思うとなんだか感慨深い。

昔、観た絵画を時間が経ち歳をとってから、同じ絵に再会したときに当時の自分を想うのも、かけがえのない経験のように感じる。
次に、「道」に再開したとき、わたしは何を想うのかな。

しばらく、美術館に行っていない。
横浜美術館も知らないうちに改修中になっていた。静かで涼しいあの空間が好きだ。
私は長野県立美術館に行ってみたい。コロナが落ち着いたら、きっと行こう。