「すべては書かれている」

パウロ・コエーリョのアルケミストに出会って、もう20年余りたつ。「すべては書かれている」、この言葉が、私の前に現われなかったら、私たちが人生と呼んでいるものの中にある「謎」の存在を感じるまでに、もう少し時間がかかっただろう。今もこの言葉は、見えない未来がそれでも確たる物語を刻んでいる、ということを信じるに大いに役立つ、私にとっての「心の構え」だ。

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