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幸せになるには煩悩を捨てることも良いかもしれない

仏教の真理として
「三法印」という3つの原理がある

世の中のものは全て移りゆく「諸行無常」

自分という存在も確かなものでない「諸法無我」
であると知ることで

なにものにもとらわれない安らかな
「涅槃寂静」の境地を目指せる

なにものにもとらわれない安らかな
事が幸せにつながると考えられ
そこに至るプロセスを説いたものが
「四聖諦」という考え方

人生は苦しみに満ちているが
その原因である煩悩を取り去る
ために日々正しいことを歩む事が大事である。ということ

つまり悟りを開くためには
幸せになるためには
煩悩を取り去ることが大事

今より文明が発達する前は
生きること食べるコトが
精一杯だった

文明が発達し今の日本では
社会保障も増えてきて
生きるための術はかなり増えてきた

だが人々は幸せになれなかった
もしかしたら精神的には
昔より不幸かもしれない

希望の大学に受からなかった
仕事でとんでもないミスを犯してしまった
恋人に振られた

だがこれらは
現状の自分を良くしたいという
欲望から発生した
感情である

勿論本人は死に値する事かもしれない
が、もし意識を切り替え
違う人生を歩むことができれば
その後幸せが待っていたかもしれない

どんなに文明が発達しても
煩悩により人は幸せになれないのかも

いや
文明が発達することで
人々に新たな煩悩が発生し
それによりより不幸になるかもしれない

もちろんその煩悩による不幸を
乗り越えて新たな幸せを築ける強い人もいる
でも
もし乗り越えられない弱い人は
仏教の教えを聞いてみるのも
良いかもしれません

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