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題して、少年の頃のときめきをもう一度戦略。

買っちゃうよね。
装丁がまたツボをついてくるわけですよ。

定期購買の特典にキュンキュンくるのだが、
(万年筆セットか懐中時計だよ!)

冷静に考えて、

1.初回こそは499円だけど、実は毎号1,999円。
2,000円の装丁なら、ま、当然。や、そう考えると若干チャチい。

そして!

2.これで江戸川乱歩全集とするならそれでもいいかも?と思いきや、実はこのシリーズ、江戸川乱歩「と名作ミステリーの世界」なので、これに夢野久作や坂口安吾、エドガーアランポーなどの作家が加わるコレクションになるのである。

ラインナップは悪くない。
悪くないけど、2,000円出すなら。微妙なコレクター魂がなんだかしぼむ。だったらそれぞれで買う。

みたいな気持ちになって、やはり初回で終わるかな。

ハードカバーの特別装丁は本棚のスペースをとるのだよ。

しかし、この手のシリーズのツボのつき方!さらにはツボをついてくるけど、絶対最後まで買う人率は低そうな値段設定、販売戦略は、毎度すごいなぁと思うのです。

初回だけ安いand勢いで定期購買しちゃうで、ある程度回収できるんだろうか。途中解約もなんのそのなのかしら。
大体の大人は一括購入しちゃうもんなぁ。(一括購入の途中解約に返金なし)

では、常にお手頃価格であるべきか。
いや、この実は毎号2,000円のちょい高め設定こそが、定期購買で少しお得感がでて、さらにはその位ならパッと払っちゃうよの年配ターゲット層のツボをつくのであろうか。

毎月、ワクワクしながら届くのを待つ。
(隔週販売で月4,000円ですよ)
そして、それはそこまで引っ張らない半年そこらで終わる。
引退した悠々自適の日々に、浅すぎず深すぎず、お楽しみ心をついてくる。
題して、
少年の頃のときめきをもう一度戦略。
(ちょいイマイチなキャッチーか)

うむー。凄いなぁ。改めて。

まあ。そんなわけで、いろんなことを考えて、499円で楽しめたので、それはそれでありがとうのコレです。

わたしはー、風呂読み用にしようっと。

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