お勉強の大切なポイント4つ


①学んだことは人に教える。(メンタル)

学習は能動的である程、定着率が良くなる
最も定着する、効果的な学習方法は「人に教える」こと。
(ラーニングピラミッド参照)

人に教えるためにはしっかり情報を整理し、体系的に理解しなければいけないので、それだけ学習に集中しなければいけない。
人に教えることを意識した時点で学習効果が高まることが研究でわかっている。

身近な人に学んだことを教える機会を作ることは大切。
もし周りにいなければ、SNSで学んだことを発表するのでも良い

②積極的に間違える(テスト)

学習は間違えたものを訂正したときに定着しやすい。
テストなどで間違えた問題を解きなおすことはとても効果的。
情報を見る前に、自分が正解した部分と間違えた部分を区別することは大切。
ペーパーテストのようなものが無いとしても、復習する際は、自分が知っていることを全て出してみてどこが思い出せないかを把握する。
思い出せない部分を中心に正解を見ることで学習効率があがる。

③忘れそうな頃に思い出す(タイミング)

学習のベストなタイミングは忘れそうな頃である。
ハッキリ覚えていることを学習しても効果は薄いし、完全忘れてしまった場合は、思い出すのに時間がかかる、または、0から学習しなおしになった場合は初学習は無駄になる。

忘れる直前が速やかに思い出すことができ、学習負担が低く、
記憶の定着も最も効果が高い。

研究では初学習の1時間後には半分の記憶が失われ、1日後には70%前後が失われると言われている。

タイミングの目安として、

1回目 学習直後、
2回目 数時間後、
3回目 1日後、
4回目 2,3日後、
5回目 1週間後

わかりやすく2のN乗で考えても良い(管理がしやすい)

(学習直後やった方が良い)
1回目 2^0=1日後
2回目  2^1=2日後
3回目  2^2=4日後
4回目  2^3=8日後
5回目  2^4=16日後
・・・

④学習したあとに得意・不得意を把握する。(評価)

誰でも得意不得意がある。
1回で覚えてしまうものもあれば、何回やっても覚えられないものもある。
学習後は得意か不得意かを把握しておき、③のタイミングを基準にしつつ以下の評価で復習タイミングをズラすと良い
あくまでも忘れそうな頃に再学習するのが効果的というのが基準

◎サクサクできる(余裕)
〇簡単
△難しい(できなくはない、思い出すのに時間がかかる)
×できない

◎は基本やらなくてよい。数か月後に確認しても良いかも。
〇は③の通りのタイミングで確認
△は基本毎日確認する。何度やっても難しいのなら潔く諦めるのもあり。
×はあきらめるか、余裕ある時にじっくりやる。

学習はほどほどに。あとは実践で磨く

学習の目的は実践の時に必要な時に必要な情報のとっかかり(フック)を作ることである。少しでもとっかかりがあればあとはGoogleで調べれば良い。
学習はただの”準備”であり、知識は時間と共に消える。
実践を通して生きた知恵と技術を身につけることが本分であり、それが資産である。


後述 睡眠は最優先

学習に睡眠不足と疲労は大敵なので、疲れてたり、眠いなら早く寝てしまった方が良い。睡眠の間に情報の取捨選択するが、それと同時に定着の作用も働く。
1日に学習できる量と定着する量は限りがあるので、短期間で何かを身につけようとせず、ふだんから学習していく習慣を持つことが最も大切である。

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