ITパスポート受験してみた
2023年4月23日、国家試験の一つ「ITパスポート」を受験してみたので、そのレポートを残します。
ITパスポート概要
ITパスポート(iパス)はIT利用するすべての社会人・学生などが備えるべき基礎的なIT知識が証明できる国家試験です。
受験資格は特にないため下は小学生から上はおじいちゃんおばあちゃんまで幅広く合格者がいます。
参考元:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
受験した理由
現在運営しているブログ「テーマ道ブログ」にも関わる部分があるのではないかと思い学習を開始。
結果思った以上に関係があったので受験して良かったと思っています。
おすすめ勉強方法
IT活用レベルにより異なりますがおおよそ以下の通りです。
ちなみに私の場合は非IT業界の人間ではあるものの、常にインターネットとパソコンを利用した業務に従事しています。
テキストを読み通す
まずはITパスポートのテキストを購入し、少なくとも全ページ1回は読みましょう。
分からない部分はインターネットで検索すれば大体答えが出てきます。
過去問を解く(問題集使用)
その次にITパスポートの過去問題集を行いましょう。
収録年数はおおよそ3年分程度でいいです。あまり古すぎる過去問はあてになりません。
ITパスポートの出題範囲は古いものは徐々に減り、新しい情報を取り入れていくからです。
過去問を解く(インターネット上)
試験間近になったらITパスポート過去問道場というサイトで過去問を解きまくりましょう。なるべく最新の問題を中心に解いた方が役立ちます。
過去問道場では掲示板で意見交換もなされていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
シラバスを確認する
試験間近になったらもう一つ行った方が良いものがあります。
それはITパスポート試験を開催するIPAという機構が公開している最新版の「シラバス」の確認です。
シラバスは試験で問われる知識や技能の範囲をまとめたものと思ってください。
シラバスは年々増え続けており、バージョンが更新されています。私が試験を受けた時のバージョンは6です。
参考元:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html
試験中の所感
私は方向音痴であると自覚しているので、試験会場には早めについていました。
試験会場ではIDなどが書かれた確認票と免許証を試験管理人に見せたのちロッカーに私物をすべて入れます。
スマホはもちろんのこと、腕時計ですら身に付けるのはだめです。結構手厳しい試験なんだなーと思いました。
一人ずつ座席が当てられます。座席にはメモ書き用にシャープペンシル1本と白紙1枚、雑音が気になる人用にイヤーマフが置いてありました。
私は雑音が嫌いなのでありがたく活用させていただきました。
試験開始したらあとは試験を解くだけです。試験によっては計算問題が多い場合もあります。
私が受けた時はやけに計算問題が多く、自由に書ける白紙を1枚追加してもらいました。
試験が終わると数秒して試験結果が表示されます。ストラテジ部門、マネジメント部門、テクノロジ部門と別れており、部門ごとに設定されている300点の足切りを乗り越え、かつ総合得点が600点以上であれば合格です。
私の場合は以下の通り、ストラテジ:640点、マネジメント:630点、テクノロジ:590点、総合:650点でぎりぎりクリアでした。
一応2ヵ月暇な時は勉強してこの結果ですから、国家試験の名は伊達じゃないなと感じた次第です。
まとめ
合格してしまえば「こんなものか」といえますが、受かるまではヒヤヒヤしたものです。
試験範囲は無駄に広いし、シラバスは年々増えていくし、「受からせる気あるのか」と勉強中は愚痴っていた記憶があります。
他の国家試験と違って良いところは、不合格になってもすぐ受験できる点ですね。
試験問題との相性もあるので、何度か受けていれば受かる国家試験だと思いました。
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