子育て終了間近

子育ての終了について考えてみます。

何をもって子育ての終了とするか?
については人それぞれだと思いますが、私は親の役割を考えるとわかると思っています。

私が思う親の役割は、こどもが名実共に独立することです。

これを一人前の大人になるとも言うでしょう。

かといって、成人したけど大人になれない人の世話をする気もありません。

社会に出る準備を進めているのなら良いですが、そうでなく、成人もしているなら終了です。

こどもへのメッセージ形式で言うなら、
大人の年齢になるまでに大人になってください。それ以降は独立してもらいます。もちろん学業が終わるまでは経済支援をします。
といったところでしょうか。

さてここで最初の話に戻ります。

子育てで親がすべきことは成長とともに変わります。

子育て後半は経済支援です。
経済的自立を果たすまでは子育ては終わりではありません。

現在はそのような状況下にあります。

日常の生活習慣やマナー、常識、思いやりといった基本的なことは小学校までで一通り教えました。

中学校からは子育て後半戦です。
自我が芽生え、反抗期を乗り越え、精神的に成熟していきます。
主にメンタルフォローアップです。人間性に関わることがメインです。

そして高校以降はほぼ経済支援です。
この時点でほぼ教えることはなくなりました。

言い方を変えると、明日私が死んでも、うちの子は金さえあれば生活を回す実力があります。

それは特に私が意識してとり組んできた結果です。

ひとり親家庭は生活基盤が脆弱です。
私が倒れたら終わりです。
いつでも生活崩壊リスクがあります。
毎日が綱渡りのような日々の中にあって、早くからその対策に取り組みました。
細かいことは今回は割愛しますが。

生きてゆく力、それは自己完結能力です。
これを身につけさせてはじめて子育ては終わりです。


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