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【特別展】没後80年記念 竹内栖鳳 プレス内覧会 @山種美術館

山種美術館の素晴らしい所蔵品の中でも取りわけ人気の高い竹内栖鳳の「班猫」(重要文化財)が今回の展覧会では撮影が可能だ。大正13年、60歳の時の作で、旅先の沼津で、八百屋の前の荷車に寝ていた猫に「徽宗皇帝の猫がいるぞ」とインスピレーションを得て、八百屋から苦労して貰い受け京都の自宅に連れ帰り傑作を物した。
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プレス内覧会では、山下裕二氏(明治学院大学教授・山種美術館学芸部顧問)による解説があり、竹内栖鳳の初期の中国絵画の吸収から、晩年に向けて筆数が減り極められていく画業を説明した。また、彼が如何に京都画壇、円山四条派の中心だったかを語り、最後に強調したのは、横山大観らの東京画壇に我々が目を奪われているが、京都画壇、大阪画壇など西の絵画にもっと目を向けるべきだという点。まだまだ知られざる作家、作品について話した。

https://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

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