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観たぞ!凄い。納得した。感想書きます。👉#バケモノの子 #劇団四季 #プレビュー公演 https://www.shiki.jp/applause/bakemono/
細田守監督のアニメ劇場映画「バケモノの子」は勿論大好きだが、特別の思い入れがある。KADOKAWAも制作チームであり、半年以上に渡って宣伝チームに入って、日本テレビの会議室に通った。僕が唯一、映画のクレジットに名前が出ている映画だ。
細田監督の作品は、重層的な構造を一気通貫の時間軸で心に落とし込むカタルシスに毎回唸らされる。中でもバケモノの子は、その力強い起承転結に持っていかれる傑作だが、劇団四季の舞台は細田監督が込めた想いが実に丁寧にトレースされ、さらに制作側の読み込みで気付かされるところが多い。一郎彦と蓮に焦点が当たっている分、2人の桎梏と共鳴、必然が鮮やかに見えてくる。アニメの精緻に作られた世界の構造がよりクリアに感じられて、それぞれのキャラクター、演じた役者達の性格にまで迫り、リアルな人として舞台に立つ姿とクリエイティブな美術と相まって新たに心が揺さぶられる。
とは言え、矢張り、熊徹だろう。役所広司のエッセンスが掬い上げられ見事にミュージカルの表現になっている。これから、この舞台がどれほど成長していくのか非常に楽しみなのだが、実は、また、直ぐにアニメを見直したくなっているのも事実だ。
いや、良かった。
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