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イリヤ&エミリア・カバコフ『手をたずさえる塔』『手をたずさえる船』 https://ascii.jp/elem/000/004/090/4090821/ #大地の芸術祭

<松代エリア> #大地の芸術祭
イリヤ&エミリア・カバコフ
『手をたずさえる塔』 『手をたずさえる船』

https://ascii.jp/elem/000/004/090/4090821/


 カバコフは、ウクライナのドニプロで、ユダヤ人の両親のもとに生まれた。当時は旧ソ連のドニエプロペトロフスク。第二次世界大戦の激戦地となり、ナチスを逃れてサマルカンドに疎開した。1950年末から1970年代にかけて、ソ連の文化統制下、自分のための作品は隠れて制作し、公的には絵本作家として生活をした。80年代にドイツを経てアメリカに移住するまで作品を発表できなかったのだ。

『手をたずさえる塔』は、民族・宗教・文化を超えたつながり、平和・尊敬・対話・共生を象徴する作品。塔上のモニュメントは、問題が生じたとき、良いニュースがあったときなどによって、色が変わる設定だったが、ウクライナ侵攻により、ウクライナ国旗の色、青色と黄色が交互に灯されることになった。塔内には、世界各地で制作している、カバコフ自身がデザインした船に世界の子供たちの絵を組み合わせて作った帆を掲げる『手をたずさえる船』の模型と6枚のドローイングが展示されている。

*4.29(金祝)~5.8(日)毎日、5.9(月)~11.13(日)の火水以外

・制昨年:2021年
・料金:一般500円(パスポートまたはフィールドミュージアム券提示で無料)

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