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七賢人(サプタリシ)と北斗七星

以前松村先生が7は生命周期の法則で12は感覚周期の法則・・・みたいなことをお話されていたような気がします。
最近7の数字が気になって、なんだかこだわっています。いろいろ気になることを1個ずつ整理したいので、今日は7賢者についてメモをしておきます。
古代インドの七賢者サプタリシは北斗七星と関連付けされているようです。7人のリシの妻がプレアデスに関連付けされている情報まではリサーチできませんでした。
ギリシャや中国の獅子賢者は実在の人物のようですが、インドは様々な書物によってそれぞれ異なる7人が登場するのでよくわかりません。

<七賢者シリーズ>

①ギリシャ七賢人

By Michel Wolgemut, Wilhelm Pleydenwurff; Text: Hartmann Schedel - Self-scanned, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1129426

プラトンが『プロタゴラス』の中で挙げたのは次の通り。

  1. アテナイの立法者ソロン

  2. ミレトスの哲学者タレス - 「最初の哲学者」として有名。ギザのピラミッドの高さを比率を使って求めた。

  3. スパルタの民選長官キロン

  4. プリエネの僭主ビアス

  5. リンドスの僭主クレオブロス

  6. ミュティレネの僭主ピッタコス

  7. ケナイの農夫ミュソン


②竹林の七賢

由Kano Tanshin - http://www.harvardartmuseums.org/art/199227,公有领域,https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=21744597

竹林の七賢は、3世紀の中国三国魏末に、酒を飲んだり清談を行なったりと交遊した下記の七人の称

  1. 阮籍(げんせき)

  2. 嵆康(けいこう)

  3. 山濤(さんとう)

  4. 劉伶(りゅうれい)

  5. 阮咸(げんかん)

  6. 向秀(しょうしゅう)

  7. 王戎(おうじゅう)

1人ずつ特徴をまとめたいけれど、今日はメモ書き程度。


③古代インドの神話的な7人のリシ(サプタリシ)

サプタルシはバラモンの始祖とされる神話的な存在なのだとか。サプタルシはしばしば7人のアンギラス(リシのアンギラスとは別)と同一視されるそうです。
『リグ・ヴェーダ』でしばしば歌われるヴァラの伝説では、パニ族が石の洞窟に隠した牛を救うためにインドラ(あるいはブリハスパティ)が洞窟が破壊するのを助けたとされるそうです。インドの天文学では北斗七星がサプタルシと呼ばれるのだとか。以下wiki引用

ブラーフマナやウパニシャッドでは7人のリシの名をあげているが、7人を誰とするかは文献による違いがある。
『ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド』では以下の7人をあげて、感覚器官に割りあてている[4]。この7人は『リグ・ヴェーダ』9.67および10.137を合作した人物とされる[2]:3.1295-1296,1622。
ガウタマ(右の耳)
バラドヴァージャ(左の耳)
ヴィシュヴァーミトラ(右目)
ジャマダグニ(左目)
ヴァシシュタ(右の鼻腔)
カシュヤパ(左の鼻腔)
アトリ(舌)
『マハーバーラタ』巻13であげられるサプタルシの名前は上記と同じだが[5]:8.196-205、いっぽう巻12であげる名前は大きく異なり、両者に共通する人物はアトリとヴァシシュタしかいない[5]:7.227。
マリーチ
アトリ
アンギラス
プラハ(英語版)
クラトゥ(英語版)
プラスティヤ(英語版)
ヴァシシュタ
『ブラフマ・プラーナ』によれば、『マハーバーラタ』巻12にあげられている7人はいずれもブラフマーの心から生まれた[6]。『ブラフマーンダ・プラーナ』3.1.21でも同様だが、この7人にブリグを加えた8人をサプタルシとしている[7]。
プラーナ文献では1つのカルパ(劫)に14人のマヌが出現すると考え、マヌごとにサプタルシも異なるとする。例えばマリーチ・アンギラス以下は第1のマヌであるスヴァーヤンブヴァ・マヌのサプタルシ、ジャマダグニ・ヴィシュヴァーミトラ等は第7(現在)のマヌであるヴァイヴァスヴァタ・マヌのサプタルシと説明される[8]。

ヴァラーハミヒラの占星術書『ブリハット・サンヒター』ではサプタルシ(北斗七星)として7人をあげるが[9]、『マハーバーラタ』巻12と同じ内容になっている。