見出し画像

6.恋人、歳差運動とカバラ炎の剣…優先順位がわからない、地道な作業は苦手④

最近チャクラワークを定期的に開催しているためか、何を見ても「タロットパス付カバラの生命の木」に見えてきます。
あとは、個人的に「Astrological_age(占星術時代)」の考え方にハマっているので、占星術的なイメージも湧いてきます。

6.恋人とAstrological_age(占星術時代)

女性は金星の象徴でアニマを表す「おうし座時代」(古代エジプト・古代シュメール)宗教的には多神教、地母神とか自然崇拝の時代アイコン。エジプトの多神教ハトホルなどの女神、シュメールの場合イナンナやイシュタル。
男性は火星の象徴でアニムスを表す「おひつじ座時代」火星的な鉄の時代というか、一神教というか、エジプトではアテン神、日本ではアマテラス中心、太陽神ヘリオスの時代。

ライダー版(パメラ・コールマン・スミス画)で女性と男性の頭上に描かれている天使はラファエルと言われています。・・・が、これは別の見方もありだと思います。

恋人の図をもう少し俯瞰して置き換えてみたいと思います。
私の脳内では女性=陰陽の「陰」=金星=おうし座時代。男性=陰陽の「陽」=火星=おひつじ座時代。
というアニマ・アニムスの獣帯変換が起きています。
集団意識アーキタイプを黄道12星座に置き換えた時、頭上にある「天使」の象徴をなんとしたらいいでしょう?

これはもう、秒で「北極星」ってなります。ラファエルでも何でもいいですが、頭上に絵かがれているものは「北極星」一択かと思います。

北極星の変遷と春分点の移動

★北極星の変遷
紀元前5,300年頃 - りゅう座ι星(エダシク )
紀元前3,000年頃 - りゅう座α星(トゥバン )
紀元前1,100年頃 - こぐま座β星(コカブ )
西暦500年頃~ - こぐま座α星(ポラリス )

★春分点の変遷(占星術時代より)
紀元前4300年~おうし座時代
紀元前2150年~おひつじ座時代
西暦1年~うおざ(イクトゥス)の時代

ウィキペディアAstrological_ageより

北極星が変遷して約1000年ほど後に春分点が移動します。この時に地上では魔の時代の象徴であった獣を征伐するような神話が生まれます。

ゾロアスター系ミトラ教のタウトロニー、ギルガメッシュ叙事詩に登場する天の雄牛殺し、ギリシャ神話のミノタウルスなどなど、様々な神話の中でアニマの象徴「牛」が討伐され、新しい時代の幕開けを表現していると思います。
牛殺しの神話は春分点の移動を物語として表していて、集団意識の中でアニマが成熟または過剰に発達しすぎたため、アニムスの成熟や発達にシフトしていったのではないかな?と思います。


6.マルセイユ版タロット恋人は「炎の剣の道」

北極星の変遷と獣帯12宮における春分点の移動を比較すると、だいたい約1000年くらいのずれがあるように見えます。これは北極星という創造の光線が下降して獣帯に反映され具現化するために1000年かかる。みたいに考えても良いと思います。カバラの生命の木に置き換えると、ケテル=北極星からティファレト=黄道12サイン(獣帯)に降下する炎の剣の道に約1000年スパン。みたいにイメージしても良いかも?って思います。1000年は北極星を中心にしたサイクルなので、もっとサイズダウンすれば周期が短くなると思います。6.恋人のカードはヘブライ文字でザイン「剣」を表しますから、これはそのまま生命の木における「炎の剣の道」って言うことなんだと思います。
マルセイユ版系のタロットの図では3人の人物の頭上に天使が描かれています。これは北極星から放たれる「創造の光線」を「矢」という象徴に表現したものだと思います。
下にいる3人の人物はそれぞれカバラのセフィラに例えていいのでは?と思います。
生命の木の頂点「ケテル」が北極星で、その下に来るのが、コクマー、ビナー、ケセド・・・みたいな感じで生命の木のパスを下降していく感じでしょうね。真下に降りるパスは見えるようでみえないダート、ティファレト、イエソド、マルクトという中央の柱。

図で表すとこんな感じでしょうか?
神話、占星術、歳差、カバラ…wiki見てるだけでも頭の中が混乱してきます。
本当はもう少しまとめたいのですが、きりがないから今日はこれくらいにします。

カバラ関係のwiki