発言力の見本
私の父は理不尽な事には黙っちゃいない
発言力抜群の関西人です。
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こんばんわ!
英語講師・帰国子女コーチ
たまるまゆです
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私が小学校1年生の夏休みに、
一年間のアメリカ生活を終えて
帰国した私たち家族。
両親は、入学時期を逸して
しまった私と双子の姉のために
市役所と連絡をとりながら
編入準備を進めていました。
ところが、市の担当者は、
「小学校に編入するには試験を
受けて学力が足りているか確認する
必要がある」と父に言いました。
正誤の判断が瞬時にできる父は
瞬間的に大沸騰!
「年齢が達していれば教育を受ける
権利があるはずの子供が、地元の
公立小学校に入るのに、なぜ試験が
必要なんだ!」と大激怒!
市の担当者の訳分からない説明に
煮えくり返った父は
文部省(現・文科省)に怒鳴り込み。。
結果、市から「認識が間違って
いました」と返答を得て、
無事に編入することができました。
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父の発言力、すごいんです。
間違っている、と思うと、納得するまで
説明を求めます。
納得すれば、それで収まりますが、
納得できないと、大変。
郵便局、病院、電話越しに・・
あちらこちらで色々起こります。
そんな大変な父ですが、私は
父の判断力と、間違ったことを
そのままにしておかない発言力を
尊敬しています。
アメリカでの生活を終えて帰国した
私たち家族は、日本の社会や教育に
ついて様々な思いを抱きましたが、
父は「そう思うなら、なぜ言わない?」
といつも言っていました。
「出る杭は打たれる」日本で、
人と違う事を発言するのはとても
勇気がいるもの。
でも、人と違った意見もあって良い、
という自信を、一人一人が持てれば、
みんなが発言しやすい社会に
なっていくのではないか、
という思いで、帰国子女コースを
作っています。
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私には発言力の見本となる父が
いたように、
気持ちを表現し、考えを言葉にし、
分かりやすく伝える力をつける。
そんなコースです。
自分の考えを表現する力、
子供のころからの訓練で、
きっとつけられます。
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「英語は楽しい!」を育てる
英語講師・帰国子女コーチ
たまるまゆ
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