ボカシ肥の作り方

1袋1000円概算での窒素、リン、カリの比率で3:5:1のボカシ肥作成法
材料
米ぬか15kg C/N値11 参考価格30kg1800円
油かす100kg C/N値6 参考価格20kg2000円
魚かす50kg C/N値4 参考価格20kg4000円
骨粉50kg C/N値4 参考価格20kg3500円
乾燥鶏糞50kg C/N値6 参考価格15kg200円
計265kg 
参考価格からの税込での肥料購入金額約23000円
山土250kg 畑土なら地下50cm以下から採土
合計515kg 
山土参考価格2㎥10000円として参考価格合計金額約25000円と概算するならば

20kg袋として1袋1000円で25袋分の3:5:1有機ボカシ肥料を作成できる。土やヌカが無料で手に入る地域ならばさらに安くできるだろう。

水 有機資材10kgに対して5リッター混合なので、132.5リッター添加しながら土と混和。水分量は土の乾燥度により変更。握りしめて形ができるが押せば崩れるくらい。
堆積場所 屋根ありが良いが無ければ防水シートをかける。地温50℃以上にすると大気中へ窒素が飛びやすいので切り返す。

C/N値
20が境。小さいと分解が早く、大きいと分解が遅い。稲わらは50~60。微生物の急激な増殖は窒素飢餓になる。完熟堆肥は15~20程度。
1ヶ月は堆積する。早いとタネバエの餌になり、ネギ類など中まで食い荒らされる。2~3ヶ月堆積したほうが無難。長期保存は雨を入れないでなるべく乾燥させた方がバラけるので運びやすいし使いやすい。
土を混ぜなければボカシ堆肥だが、アメリカミズアブなど虫が非常に湧きやすい。


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